あたりまえのことを言うと5x→20xから増える分のお金(\$100。週で考えると約$25)を追加クレジットが上回りそうか否か。それだけなのですが。
5x、20xプランで得られる金額当たりのトークンと追加クレジットによって得られる金額当たりのトークンが違います。
なので単純に「足りない分払えばいいや」というわけでもないので、どんなもんかを試算してみました。
結論はこちら→分岐点
ただ前提として
- Anthropicは、固定の「月間〇〇トークンまで」という明確な数字は公開していません
- また使用モデルによっても当然消費量が変動します
ですので超概算になります。
前提と設定
Maxプランのトークン量
公式が出しているのは「Proの5倍 / 20倍」という倍率だけです。土台になるProのトークン量が公開されていないので、コミュニティで使われている推定値を借ります。
-
Pro = 5時間ウィンドウあたり 44,000トークン
※この動画で使われている、コミュニティで検証した値。何のコミュニティかは動画内で記載なしなのでエビデンスとしては怪しい・・・) - 1日2ウィンドウ使う想定
- モデルはFableで試算(尽きるユースケース的に。というか私のユースケース的に)
これ前提で計算します
| 週次トークン量 | うちFable 5に使える分(50%) | |
|---|---|---|
| Pro | 55万 | ― |
| Max 5x | 275万 | 138万 |
| Max 20x | 1,100万 | 550万 |
Maxプランでは週次上限のうちFable 5に使えるのは50%までです(公式)。上限に達したあとは追加クレジットで継続するか、別モデルに切り替えるかになります。
追加クレジットについて
追加クレジット(Usage credits)は標準APIレートでの従量課金です(公式ヘルプ)。優待レートの延長ではありません。
Fable 5の単価は入力\$10 / 出力\$50(100万トークンあたり)、キャッシュ読みは\$1。コーディングの入出力比を75:25とし、キャッシュの効きを上記動画と同水準(キャッシュなしから約16%減)とすると、100万トークンあたり約\$20になります。
$25 ÷ $20 × 100万 ≒ 125万トークン
並べてみる
20xにするには追加で\$100必要なので、週当たり\$25としています。
$25の追加クレジットで買える125万トークンは、Max 5xの週次Fable枠138万トークンとほぼ同じです。差は1割程度しかありません。
つまりMax 5xは、金額あたりで見ると追加クレジットとほぼ互角です。差がつくのは20xで、こちらは同じ\$1で約2.2倍のトークンが手に入ります。価格が2倍で枠が4倍だからです。
分岐点
週の作業のうち、プラン枠で賄えた割合を p とします。$25で補えるのは:
p ≧ W ÷ (W + 25) W = 5xの週次Fable枠の金額換算
Wは 138万 × \$20 で約\$27.5。
p ≧ 27.5 ÷ (27.5 + 25) = 52%
つまり、
(月曜に週次リセットが発生するとして)
「木曜より早く枠が尽きるなら20x。それ以降なら追加クレジットで足りる」
というのが結論になります。(どの曜日も同じペースで作業する前提です。)
が、繰り返しになりますが
仮定に使った44,000という数字は、チャットでの短いやり取りを基準にした推定値です。Claude Codeのように毎ターン全履歴を再送する使い方では1回の消費がこれよりずっと大きく、skipbit氏の実測記事では1コールあたり24万トークン規模という数字も出ています。この試算は軽めに出ている可能性があります。
その場合さらにMAXプランに有利な数値になります。単純計算で87%くらいなので 「土曜とか日曜に尽きた場合追加クレジット」 になります。
極論は「追加クレジット試してみて週\$25(月\$100)超えるかどうか超えるかどうか」です。
ただ・・・そもそもトークン無駄使いしてない?
- 軽い作業にもFable 5やOpusを使っていないか
- 長いセッションを切らずに使い続けていないか(毎ターン全履歴が再送されます)
- サブエージェント・ループ・並列実行を多用していないか(呼び出し回数が増幅します)
