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Linux入門 3-8 ブートプロセスとsystemd

Last updated at Posted at 2022-01-20


[Udemyの動画講座]:https://www.udemy.com/course/linuxlpic/?utm_source=bene-content-marketing&utm_campaign=normal&utm_content=story&utm_term=career&utm_medium=udemyads
[Linux入門 3-7]:https://qiita.com/hoglet/items/b2f389fb7f82e6bc9e79
[Linux入門 3-9]:https://qiita.com/hoglet/items/eb4256bcb9e50a23916a

はじめに

Linux初学者である自分向け用の記事です。[Udemyの動画講座]を参考にしました。
僕の勉強法は動画を見る実際に動かしてみる問題演習という流れです。

前回まで:[Linux入門 3-7]


3. LinuC 101 Ver .10.0(問題、テスト、演習)

ブートプロセスとsystemd

image.png

BIOS(Basic Input Output System: 入出力基本システム)

キーボード、ハードディスクなどのデバイスを制御する基本的な制御プログラム。OS、アプリケーションはBIOSを利用して各ハードウェアにアクセスできる。マザーボード上のBIOSはシステムBIOS。拡張カード上のBIOSは拡張BIOS

UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)

BIOSの後継規格。起動ドライブの容量制限(BIOSは2TB)がなくなり、GUIでのセットアップ画面が利用できるなどの拡張がある。

Linuxのインストール、起動、接続、切断と停止

プロセスの生成、監視、終了

コマンド &

コマンドをバックグラウンドプロセスとして実行

jobs

ログインユーザの実行中と停止中のジョブを表示するコマンド
ctrl + z: 実行中のコマンドを停止する

bg

一時停止中のジョブをバックグラウンドで再開する。
例) bg %1 とするとjobsで表示される1のコマンドをバックグラウンドで実行する

fg

バックグラウンド実行中のジョブをフォアグラウンドで実行。
例) fg %1 とするとjobsで表示される1のコマンドをフォアグラウンドで実行する
kill %〇:〇番目のジョブを削除する
kill -19 %〇:〇番目のジョブを停止する

top

実行中のプロセスのCPU使用率などを継続で表示する
-d 間隔: 表示する間隔を指定
k: プロセスに対してkillする
q: topの終了
r: プロセスの優先度を変更

ps

実行中のプロセスを表示する
-a: すべてのプロセスを表示(×-a, 〇-A)
-f: プロセスをツリーで表示
-p プロセスID: プロセスを指定して表示
-u: プロセスを実行しているユーザの表示
-e: コマンドの後の環境変数などを表示する

pstree

親プロセスとその親プロセスから派生した子のプロセスの階層構造を表示する
yum install psmiscでインストール

uptime

システムの稼働時間を表示する
①現在の時刻 ②システムの稼働時間 ③ログイン中のユーザ数 ④ロードアベレージ(システムの負荷量)過去1分、過去5分、過去15分

pgrep

プロセス名を指定してプロセスIDを検索する
-f: プロセス名のみだけでなく、コマンドライン全体が検索対象となる
-l: プロセスIDだけでなく、プロセス名も表示

kill

プロセスにシグナルを送信する
kill -1(-SIGHUP) プロセスID: 再起動
kill -2(-SIGINT) プロセスID: 割り込み(ctrl+C)
kill -9(-SIGKILL) プロセスID: 強制終了
kill -15(-SIGTERM) プロセスID: 終了
kill -19(-STOP): 一時停止

pkill

プロセス名を指定してプロセスにシグナルを送信する。

killall

プロセスの停止などシグナルを送れる。killと似ているがコマンド名を指定できる

nohup

ユーザがログアウトした後も、指定したコマンドの標準出力をバックグラウンドで継続して処理させ、$(HOME)/nohup.outファイルに出力する

##tmux
ターミナル上に複数のターミナルを立ち上げる
(yum install tmuxでインストール)

tmux ls: tmuxで立ち上げたセッションの一覧を表示
tmux new-session –s ○○: ○○という名前のセッションを新たに立ち上げる
tmux kill-session –t ○○: セッション名を指定して削除する
tmux attach –t 〇: セッションに再接続する。
tmux rename-session –t ○○: セッションの名前を変更する

【セッション立ち上げ後のコマンド】
ctrl + d ,exit: ウィンドウ、セッションを終了
ctrl + b → s: セッションの一覧を表示
ctrl + b → c: 新規ウィンドウの作成
ctrl + b → w: ウィンドウの一覧を表示
ctrl + b → &: セッションの破棄
ctrl + b → “: 上下に分割
ctrl + b → %: 左右に分割
ctrl + b → 十字キー: ウィンドウを移動する
ctrl + b → d:セッションを一時的に中断してメインに戻る

デスクトップ環境の利用

image.png

/etc/X11/xrog.conf: Xの設定ファイル。中身はSection “セクション名”~EndSectionで記載する
/etc/X11/xorg.conf.d/: Xのユーザ固有の設定ファイルを格納しているディレクトリ

/etc/ssh/sshd_config: sshd(ssh接続を待ち受けるプロセス)の設定ファイル
X11Forwarding yes ←x11転送を許可
X11DisplayOffset 10 ←xサーバのディスプレイ番号
X11UseLocalhost : X11 をlocalhost のみ許可

~/.xsession-errors: Xが出力するエラーログファイル

startx: CLIモードでXを起動するコマンド

xhost: Xサーバの接続サーバの利用を許可するコマンド

DISPLAY: Xサーバのディスプレイの表示先を指定する環境変数。設定内容は、ディスプレイのホスト名:ディスプレイ番号.スクリーン番号

xwininfo: ディスプレイのウィンドウ位置、サイズなどの情報を表示するコマンド

xdpyinfo: ディスプレイ番号、スクリーン番号、解像度などのディスプレイ情報を表示するコマンド

To Be Continued...
[Linux入門 3-9] へ


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