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RADEONでAIやる解説動画の補足記事

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なにこれ

こちらの動画の補足記事となっております。
動画だとコマンドラインにコピペできないからね。

最近のROCm事情

2026年7月にROCm7.14がリリースされました。開発版のTheRockはROCm7.15となっています。
なおHIP SDKは7.1.1で止まってます。あのさぁ。

  • ROCm6.x系
    もう古い。RDNA4未対応。使うな。でもいまだにのさばってる。
  • ROCm7.0.x
    多分もう残ってないと思う。ここからRDNA4対応
  • ROCm7.1.x
    一応動く。HIP SDKがここで止まっているのでLLM界隈などでは今ものさばってる。
  • ROCm7.2.x
    大体問題なく動く。正式版としては先日まで最新版だった。バンドルされてるならこれでも良い
  • ROCm7.14.x
    2026年7月現在の最新版。7.3~7.13はいくえふめい。TheRockベースになってかなり色々改善されてるはず。手動で入れるならこれ
  • ROCm7.15.x
    2026年7月現在の開発版。問題なく動くけど推奨はしない

PyTorchなどを手動インストールする場合、インストール方法がここ数ヶ月でコロコロ変わってる。

LLM関係

ぶっちゃけ利用する分にはNVIDIAとほとんど遜色ない(VRAM帯域が弱いので性能が若干劣るというのはともかくとする)
OllamaにしろLMStudioにしろ公式から最新版取ってきてインストールすれば問題なく動く。
チューニングがまだ進んでなくてROCmじゃなくてVulkanの方が出力速い(代わりにプロンプト読み込みが遅い)という話はあるけど、今から使い始める人がわざわざVulkanにする必要は別にないと思う。
以上、もう言うことないです。

リンクだけ張っときます。

Python関係

PyTorch

基本的には以下のものを入れれば動くことが多い。

正式リリース版
pip install --upgrade torch[device-gfx1200] torchvision[device-gfx1200] torchaudio --index-url https://repo.amd.com/rocm/whl-multi-arch/
開発版(TheRock)
pip install --upgrade torch[device-gfx1200] torchvision[device-gfx1200] torchaudio --index-url https://rocm.nightlies.amd.com/whl-multi-arch/
  • 基本的には正式版推奨
    ちょっと前は開発版推奨の局面もあったけど7.14は割と問題ないように感じる
  • 「gfx1200」のところはRADEON RX9060系のことなので、こちらのリリースノートから自分のGPUの型番に合ったやつを探してきてください。例えばRX9070系はgfx1201です。
  • インストーラでNVIDIA決め打ちしている場合、インストーラが.batや.pyで書かれたものなら、NVIDIA用のtorchを入れている部分を無理やり書き換えて突破できることもある。

変な(NVIDIA専用とかの)PyTorchが入っちゃったんだけど!

pip install --force-reinstall --upgrade torch[device-gfx1200] torchvision[device-gfx1200] torchaudio --index-url https://repo.amd.com/rocm/whl-multi-arch/

こんな感じで--force-reinstallを指定してROCm版PyTorchで上書きしてやってください。

bitsandbytesは?

2026年7月25日に満を持してリリースされたので、もう何もしなくても勝手に入ります。
そして既に作ってあったアップ前の解説動画が作り直しになったよ。

tritonとかどうなの?

そんなことを聞く人は今回の解説の対象ではございません。
まあ一応ね……

pip install triton-windows

これだけだと動かんので
https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/
このページの下に方にある「Tools for Visual Studio」から「Build Tools for Visual Studio(vs_BuildTools.exe)」をとってきて、「C++ によるデスクトップ開発 (Desktop development with C++)」をインストールしてください。

ただ正直、「ある程度動くことは動くけどさぁ」という感じは否めない。
どうしても必要って人以外は入れなくていいと思うよ。

ComfyUIの手動インストール

もう何度も同じこと擦ってる気がするけど…

必須ツール(gitとPython)を入れる

NVIDIA環境でもこの2つ入れてない奴に人権ないんで諦めて入れてどうぞ。

ここからコマンドライン作業

AI関係置き場のディレクトリは決めて掘っておいてください。内部的に絶対パスが使われるので後から移動させるのは難しいです。
ではAI関係置き場にcdした上で、gitでComfyUIをとってきます。

git clone https://github.com/Comfy-Org/ComfyUI.git

次にComfyUI用の仮想環境を作ります

Microsoft Store版
cd ComfyUI
python3.13 -m venv venv
.\venv\Scripts\activate
Python公式サイト版
cd ComfyUI
py -3.13 -m venv venv
.\venv\Scripts\activate

次にROCmのPyTorchを入れる儀式。今後何かにつけて出てきます。gfx1200のとこはGPUごとに違うので、上のPyTorchの項目を参照。

リリース版(ROCm7.14)のPyTorch
pip install torch[device-gfx1200] torchvision[device-gfx1200] torchaudio --index-url https://repo.amd.com/rocm/whl-multi-arch/

あとはrequirementsを入れましょう

pip install -r requirements.txt
pip install -r manager_requirements.txt

ComfyUI起動バッチファイル

とりあえずこんなんでええんちゃう?ComfyUIの親ディレクトリ(上で作ったAI関係置き場のディレクトリ)に置く想定です。

run_comfyui.bat
@echo off
%~d0
cd /d %~dp0\ComfyUI

call venv\Scripts\activate

set PYTORCH_ALLOC_CONF=expandable_segments:True
set HSA_XNACK=0

set COMFYUI_ENABLE_MIOPEN=0
set MIOPEN_FIND_MODE=2
set MIOPEN_FIND_ENFORCE=1
set MIOPEN_USER_DB_PATH=.\miopen-cache
set MIOPEN_CUSTOM_CACHE_DIR=.\miopen-cache

set PYTORCH_TUNABLEOP_ENABLED=0
set PYTORCH_TUNABLEOP_TUNING=1
set PYTORCH_TUNABLEOP_VERBOSE=0
set PYTORCH_TUNABLEOP_FILENAME=.\tunableop_results.csv

set TRITON_CACHE_DIR=.\triton_cache

set TORCH_ROCM_AOTRITON_ENABLE_EXPERIMENTAL=1

set COMFYUI_BASE_ARGS=--use-pytorch-cross-attention --enable-manager --fast --enable-dynamic-vram --disable-smart-memory --reserve-vram 0.1 --fp16-vae
set COMFYUI_OUTPUT_DIR=.\Output

python main.py %COMFYUI_BASE_ARGS% --output-directory %COMFYUI_OUTPUT_DIR%

deactivate

高速化オプション(MIOpen関係とTUNABLEOP関係)は一応書いてますがオフにしてます。有効にするのは慣れてからでいいと思います(起動が遅くなるし)

LoRA学習(画像生成用)

前回の記事を最新版に合わせて更新したので、こちらからどうぞ。

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