まずは見てみよう
$ sqlite3 cpe-db
で中身を見てみる
- cpesテーブルしかなかった
- name, name_cpe23 は、CPE名
-
cpe:/a:wordpress:wordpress:4.8.1
など
-
- title は対象CPE名の名前っぽい
-
WordPress 4.8.1
など
-
- name, name_cpe23 は、CPE名
WordPress4.8.1であれば、以下のようなエントリがある。
118785|2017-10-04 13:17:43.058191568+09:00|2017-10-04 13:17:43.058191568+09:00||cpe:/a:wordpress:wordpress:4.8.1|cpe:2.3:a:wordpress:wordpress:4.8.1:*:*:*:*:*:*:*|WordPress 4.8.1|
何に使えるの?
CPE名の検索?
Vulsのconfig.tomlに記載することで、検知が可能になる。
sqlite> select name from cpes where title like "%WordPress%4.8.1%";
cpe:/a:wordpress:wordpress:4.8.1
sqlite> select name from cpes where title like "%YAMAHA%rtx1200%";
cpe:/o:yahama:rtx1200:10.01.08
cpe:/o:yahama:rtx1200:10.01.11
cpe:/o:yahama:rtx1200:10.01.16
cpe:/o:yahama:rtx1200:10.01.22
cpe:/o:yahama:rtx1200:10.01.24
cpe:/o:yahama:rtx1200:10.01.29
cpe:/o:yamaha:rtx1200:10.01.08
cpe:/o:yamaha:rtx1200:10.01.11
cpe:/o:yamaha:rtx1200:10.01.16
cpe:/o:yamaha:rtx1200:10.01.22
cpe:/o:yamaha:rtx1200:10.01.24
cpe:/o:yamaha:rtx1200:10.01.29
sqlite>
終わりに
CPE名は、すべてのバージョンが含まれているわけではないようです。
- 脆弱性があったバージョンが登録されているようだ
- 最新版のバージョンは、登録されていない(ひとつ前の物がある)
- 物によっては、登録すらない
CPEは物の定義をするだけなので、これだけで何かができるわけではありませんが、アップデート情報追跡の追加情報とはなりえると思われます。