オペアンプ初心者だと気づかないこと
わたしもそうなのですが、オペアンプって、ちょっと特殊じゃないですか?非反転増幅回路とか、反転増幅回路とか簡単に実現できて画期的なんですが、実際に回路に入れて自分で組んでみると、初心者はここで引っかかりそう...それが、単電源では波形が出ない。ということ。
通常、反転増幅回路を組んだりするとき
普通、オペアンプを使って反転増幅回路を作るときって、両電源と呼ばれる、±どちらも出せる電源を使うはずです。
例えば、±5Vの電源を使ったりするわけです。
なぜ両電源を使うのかと言えば、「信号を反転させるから。」が答えですね。例えば、入力の信号が3Vだったら、出力としては-3Vとしないといけないわけです。
では、その-3Vを出力するには?と考えると、やっぱり-5Vまで出せる電源が必要ということになるわけです。
電子工作レベルだと両電源は用意できない?
用意できないは言い過ぎかもしれませんが、あまりそこまでそろっている人って少ないかもしれないです。
ですから、オペアンプの反転増幅回路を実機で試したいとき、この電源が壁になって手が出せない...そんなこともああるかもしれないです。
そんな時は、電圧のレベルをオフセットして、0Vを中心としないことでDC5Vのみでも反転増幅回路は実現可能です。
単電源(DC+5V)でオペアンプの反転増幅回路を実現した話
ということでネタバレ感がありますが、この内容を記事にして詳しくまとめてみました。ぜひ最後までご覧ください。