2017年3月からGCEのf1-microインスタンスが一人1台無料になりました。私自身3月からずっと起動したままで運用してきて10月まで無料で使わせてもらっていたのですが、下記の通り11月は1円を請求されていました。
GCEのf1-microインスタンスは1ヶ月分(月の日数に応じて720時間もしくは744時間)のCPU利用が無料になるのですが、11月は721時間使っていたというのです。
課金された理由はサマータイムの終了
いい大人であれば1円くらい仕方ないなと思うところでしょうが、私は理由が気になって課金ログを確認してみました。すると、11/5だけ25時間分のCPUを使っていることがわかりました。アメリカの11月第1日曜日はサマータイム終了の日なので、実際に1日が25時間あるのです。
これがGoogleさんの意図通りかは不明ですが、おそらく考え漏れなんじゃないでしょうか。サマータイムって日本人の我々には実感がなくて面倒だなーと思いがちですが、慣れていそうなアメリカの方々にとっても厄介なものなんですね。
まとめ
GCEのf1-microインスタンスは動かしっぱなしにしておくと完全無料ではなく、11月だけは1円を支払う必要があるようです(来年以降仕様が変わるかもしれませんが)。
私は以前「GCEのf1-microインスタンスを真にタダで使う方法 - Qiita」という記事を書いたのですが、真にタダではないことがわかりました。皆さんいい大人なので1円払っていきましょう。