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「PHP カンファレンス名古屋 2025」(2/22)で MySQL についての話&当日スタッフ参加の振り返り

Last updated at Posted at 2025-12-04

「PHP カンファレンス名古屋 2025」(2/22) オフライン 15 分トークと当日スタッフ業の振り返りです。

地元で数百人規模の技術カンファレンスの開催は、OSC(オープンソースカンファレンス)を除くと滅多になかったので(OSC も他のカンファレンスと比べて滞在時間がやや短い人が多い印象)、地元を盛り上げるべくプロポーザルを 2 本出し(片方が採択)、その後当日スタッフ募集があったので応募しました。

(このとき採択されなったほうのプロポーザルを調整後提出し、採択されたのが BuriKaigi 2025 でした)

参加報告ブログ記事

トーク振り返り

話したこと

  • MySQL 8.0 の EOL は 2026/4
  • MySQL のリリースモデル変更おさらい
    • バージョン番号
    • リリースサイクル
  • MySQL 8.0 から先へのマイグレーション
    • アップグレード・ダウングレード方法
    • 事前確認・対応状況
    • クラウド利用時の注意
  • 気になる非互換
    • 認証プラグインまわり
    • センシティブなキーワードの廃止
  • 周辺ツールの変化
  • HeatWave について
  • マイグレーション先バージョンの選び方
    • 基本は LTS 一択
  • おまけ

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8.4 が LTS なのはまだいいとして、9.7 とか 10.7 が LTS とか一見さんにはピンとこないのではないかと
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ダウングレード対応状況のマトリクスも出ています(資料に載せました)
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8.0 から 8.4 の重要な変更点は少ないのですが認証プラグインはハマりポイントですね(開発や CI/CD でこの問題に当たってしまい Docker イメージを 8.3 に固定して使っている人もいたり。あとセンシティブなキーワードのほうはどちらかというと管理・監視ツールで動作不具合の原因に)
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影の薄い HeatWave(さらにこのあと「HeatWave MySQL」から「MySQL HeatWave」に戻ったりしてカオス)

良かった点

  • 話す前は「PHPer なら知っていて当然の話ばかりでは?」と思っていたが、実際に話してみたら意外と知られていない点があるのがわかった
    • 特に MySQL Workbench の EOL
  • セッション終了時の 1 分間フィードバックで好意的な反応が多かった

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「みんな知ってるだろうからこの話は要らないだろうな」と思わずに知っていることをネタにしてどんどん話していくのが大事、というのを再認識しました。

(特に CfP 形式のカンファレンスなら審査する側が要否を判断してくれるので)

良くなかった点

  • BuriKaigi 2025 の発表準備のほうに時間を取られて事前の資料作りが疎かになった
    • 発表直前に「追い込み」でなんとか完成させた
      • 当日もスタッフ業のすき間時間で少し直していた
  • 結果的に時間配分に失敗して最後が駆け足になってしまった

当日スタッフ振り返り

当日も頑張って対応していましたが、事前にも(頼まれていないことも含めて)いろんなことをしていました。

(「余計なことをするな!」とか怒られなくて良かった…)

事前の開催告知

前年 12 月時点で集客が思わしくないと聞いていたので、自分が登壇する勉強会などで隙を見て宣伝を繰り返していました。

(これ以外にもオフライン・オンライン問わず繰り返し宣伝)

note にカウントダウン記事を掲載

遠方から来場する参加者に向けての観光地・立ち寄りスポット紹介を、開催カウントダウンの形で掲載していきました。

前日準備

  • 名札シールの準備
  • 配布物をトートバッグにまとめる作業(通称:蟹工船)

などを行いました。

当日

本来は SNS 係でしたが、途中までは予定外の対応をしていました。

  • 朝:受付列の誘導
  • 落ち着いてから:SNS のネタ探しと落とし物連絡など
  • 夕:撤収準備

などを行っていました。

朝の受付列渋滞対応を除けば、BuriKaigi 2025 ほどの作業量はありませんでした。

(登壇する身としてはありがたい一方、直前までバタバタしていて考える余裕がないほうが登壇で緊張しなくて良かったりも)

ここまで、BuriKaigi をはじめとしていろいろなカンファレンスの当日スタッフをしてきて、ある程度イレギュラーな対応もできるようになってきました。

(多少ミスもありましたが、そこは他の熟練スタッフがうまくカバーしてくれました。一人で頑張るのではなくお互いにカバーし合うのも大事)

後日

スタッフ打ち上げが開催されました。

(ごちそうさまでした!)


なお、その後実行委員長(たつきちさん)は諸事情で名古屋を離れて神戸へ…。

次回はいつ開催できるのでしょうか?

一方で

PHP カンファレンス名古屋 2025 のスタッフが中心メンバーとなり、「俺の勉強会」がスタートしました!

(#1 は開催を知ったのが直前だったので参加できず残念でしたが、#2・#3 で LT 登壇しました。年末の忘年会でも LT 登壇します!)

そして来年、こちらもPHP カンファレンス名古屋 2025 のスタッフがコアメンバーとなり、「フロントエンドカンファレンス名古屋 2026」が開催されます!

1 つのカンファレンス開催をきっかけとして、別の勉強会やカンファレンスが連鎖的に開催されていく流れは良いですね!

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