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アナログな拠点間データ転送の話

Last updated at Posted at 2022-12-14

謎のアドベントカレンダー、第 15 話です。

これは大体いまから 15 年ほど前の話です。

昔といえば昔ですが、大昔というほどでもないです。

士業の事務所は紙の資料だらけ

筆者の勤務先の母体は税理士事務所(税理士法人)だったりするわけですが(社労士など別の士業もやってます)、例年、2 月 3 月は確定申告の繁忙期で、社外向けに SaaS を提供している筆者の所属会社のメンバーも色々支援をしていました。

(ただし素人がやる作業が本当に「支援」になっていたかは不明)

で、筆者は当時体調面で問題を抱えていて、事務所内で書類を見て細かい作業をするのが辛かったので、少し離れた地域にある事務所との間を往復して、ひたすら書類を運んでいました。

微妙な距離だったので一部高速道路も使いましたが、トラブルの度に郊外のデータセンターに繰り返し通っていたので、ある意味通い慣れていたともいえます。

当時は

いまも紙の書類が多い業界ではあるものの、当時は電子申告も始まったばかりの使いづらいシステムで、ひたすら紙・紙・紙、でした。

入力チェックも紙に出力するのが基本(これはいまも多分そう)。

(確定申告の期日ギリギリ、というか日付が変わって消印が翌日付けになってしまう場合、管轄の税務署のポストに直接申告書を投函するムーブとかもあったりなかったり)

まだクラウド黎明期で大容量のデジタルデータを安全に保管する手段も少なく、遠隔地にデータを送るための回線も貧弱でした。

もちろん、顧問先の会計データは会計ソフトで入力してデジタル管理していましたが、それ以外の関連書類はほとんどが紙でした。

そういうわけで、「物理の運搬も大事」だったのでした。

いまは

良い時代になりましたね。

電子申告も(問題はあれど)当時とは比べ物にならないぐらい「使える」ものになりましたし。

というわけで、今回は IT っぽい話はありません。

フィジカル大事。


16 日目の記事に続きます。

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