122
126

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

ES6 で書く環境を作る(gulp + Babel 編)

Last updated at Posted at 2015-05-22

前回の投稿(ES6 で書く環境を作る(WebStorm + Babel 編))では Babel を WebStorm から実行しましたが、今回は WebStorm でなく gulp から実行してみます。
(柔軟性を考えると、こちらの方が良いかも。)

前提環境

OS:Mac OS X 10.9.5
Bable:5.4.7
gulp:3.8.11
gulp-babel:5.1.0
npm:2.7.5

手順

gulpgulp-babel をインストール

適当なプロジェクト用ディレクトリを作り、

$ mkdir work

次のコマンドで、このプロジェクトのルート直下に package.json を作成します。(対話インタフェースで色々聞かれますが適当に。)

$ cd work
$ npm init

私の場合は次のように作成されました。

スクリーンショット 2015-05-22 18.03.48.png

package.json が作成されたら、このプロジェクト配下(グローバルでなく)に gulpgulp-babel をインストールします。

$ npm install --save-dev gulp
$ npm install --save-dev gulp-babel

すると node_modules ディレクトリに gulpgulp-babel がインストールされ、package.json は次のようになりました。

スクリーンショット 2015-05-22 18.06.54.png

package.json の作成は必須ではないのですが、後で本環境を $ npm install で再現できるようになるので、作成することをオススメします。また通常、node_modules ディレクトリは Git の管理から外します(package.json から再現できるものなので)。

② gulp のタスクを作成

このプロジェクトのルート直下に gulp 用の設定ファイル gulpfile.js を新規に作成し、

スクリーンショット 2015-05-22 18.09.21.png

次のように記載します。

gulpfile.js
var gulp = require("gulp");
var babel = require("gulp-babel");

gulp.task('babel', function() {
  gulp.src('./*.es6')
    .pipe(babel())
    .pipe(gulp.dest('./'))
});

gulp.task('watch', function() {
  gulp.watch('./*.es6', ['babel'])
});

gulp.task('default', ['babel', 'watch']);

このプロジェクトのルート直下の .es6 ファイルを Babel で変換する、という内容です。gulp.watch で、ファイルの変更を監視しています。

変換してみる

適当に ES6 の記法でスクリプトを書き、

スクリーンショット 2015-05-22 18.11.46.png

gulp を実行すると、

$ cd work
$ gulp

次のように変換されます。

スクリーンショット 2015-05-22 18.12.56.png

gulp のタスクによりファイルの変更が監視されているので、スクリプトを保存する度に自動的に変換されます。

動作確認

ブラウザで動作確認してもいいのですが、console.log 程度なら次のようにコマンドでも確認できます。

スクリーンショット 2015-05-22 16.18.05.png

ほか

gulp でソースマップも出力する方法は Babelの公式ページ に書いてあります。

あと gulp 自体の使い方は ドットインストール の gulp入門 あたりが分かり易かったです。
(今回はいろいろ省きましたが、ちゃんとやれば gulp でもっと色々できそう。)

122
126
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
122
126

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?