macOS Safari 13.1での令和元年分の確定申告(延長)

e-Taxの推奨環境に「Safari 13.1」を追加しました。（令和2年4月28日）
だそうです。とりあえず今の環境最新ではUser-Agentの偽装不要になった模様。

新型コロナ感染症対応にて
確定申告期限の柔軟な取扱いについて（4月17日（金）以降も申告が可能です）（PDF/116KB）（令和2年4月6日）
だそうです。

TL;DR

macOS 10.15.4+Safari 13.1以降の利用でe-Tax申請する場合は、サポート外環境なのでUser-Agentを偽装しての申請が必要。(2020/4/28に対応済みなので、3/24-4/27に最新環境で手続きしようとした話)

対象者

macOS利用者で確定申告をしようと思ってたけど、

• 申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限が令和2年4月16日（木）まで延長されました(国税庁)

という事になっていたので、忙しかったり、のんびりしててたり、コロナの外出自粛要請で行けなくなったり、など、で後回しにしてたけど、2020/3/24のSafariのアップデートを適用しちゃってこれから実施する人。

個人的経緯

今年は住宅を購入し確定申告が必要だったが、下記の記事を読んで、macOS + iPhone + マイナンバーカードでできるのかなぁと思って仮に.dataファイルを作って進めてたのですが、

• 所得税の確定申告を電子申請（e-Tax）で行う方法（Mac & iPhone）

結局、上記の方法の要点は

• 最後の署名と送信の連携がmacOS-iPhoneではできない
• PCとスマフォの.dataファイルに互換性がないのでmacで作成しiPhoneでの送信は不可
• iPhoneのみですべてを完結させた場合はできる

結局、macOSで最後まで行うにはカードリーダーが必要なこと(令和元年度の仕様、来年アップデートされますかね？)とのことなので、印刷して税務署にでも行こうと思ったけど、コロナの影響で税務署に行くのをやめようと思いmacOSでも使えるICカードリーダーACR1251CL-NTTComを発注し届いたので作業再開。と思ったらデータが読めない…

問題

e-Taxの対応バージョン

確定申告書等作成コーナー > ご利用ガイド > 推奨環境

OSがMac OS 10.13（High Sierra）・Mac OS 10.14（Mojave）・Mac OS 10.15（Catalina）の場合におけるブラウザの推奨環境は、Safari 13.0のみが対象となります。

Safariのリリース

Safari 13.1

2020 年 3 月 24 日リリース

ここで、アップデートしたら非推奨のブラウザになる。

現象・原因

どうも、User-Agent:をチェックしている様で

• 新規開始など大変のページでは と非推奨環境だけどそのまま進められる
• 作業再開のため保存データを利用して作成だとチェックに引っかかりデータの読み込みができない

メッセージが何を言ってるのかわからなかった。非推奨のブラウザって言ってくれるか、13.*でチェックしてくれればよいのに…(しばらく悩んだ)

対応

User-Agentを変更でVersion/13.1 -> Version/13.0に偽装。
とりあえずこれで.dataファイルを読み込めてe-Tax申請までとりあえずできました。