※この記事はServiceNow初心者が学習用のために記載した記事です。内容について誤っている場合がございます。不足点などございましたらコメントいただけますと幸いです。
sys_id とは
- ServiceNowのデータを一意に識別するための一意の識別子(ユニークID)
- 各レコード(テーブル内の行)に自動的に割り当てられる文字列で、システム全体でユニークです
特徴
- 32文字の英数字で構成される(例: 46d44bc0dbf223002768c44b0b961949)
- テーブルを超えてユニークであり、ServiceNow全体で一意にレコードを特定可能
- テーブル内の各レコードを識別し、参照や操作に使用される
用途
- レコードの識別
- 各レコードを一意に特定するために使用
- 例: インシデント、変更要求、ユーザー情報など
- 参照フィールド
- あるレコードが他のテーブルのレコードを参照する際に、sys_idを用いる
- 例: インシデントの「担当者」がsys_userテーブルのレコードを参照
- APIやスクリプトでの使用
- REST APIやスクリプト(Business Rules、Script Includesなど)で、特定のレコードを操作するために使用される
まとめ
ServiceNowのsys_idは、各レコードを一意に特定するための識別子であり、システム全体のデータ管理や操作において重要な役割を果たす