※この記事はServiceNow初心者が学習用のために記載した記事です。内容について誤っている場合がございます。不足点などございましたらコメントいただけますと幸いです。
Sys IDとは
Sys ID(シスアイディー) は、ServiceNow の すべてのレコードを一意に識別する 32 文字の文字列(UUID)である
リストビューでSys IDが表示されない理由
Sys IDがフィールドにない!たまにしか見かけない!その理由
- sys_id は UI で直接表示するためのカラムではない
- sys_id は ServiceNow の内部識別子であり、通常のフィールドではなく「システムフィールド」 に分類されるため、リストビューのカラム管理に表示されないことがある
- UI 設定で sys_id が非表示になっている
- ServiceNow の UI ポリシーやシステム設定で sys_id をリストビューに表示しないように制限されている場合がある
表示される場合
- sys_id がカスタムカラムとしてテーブル定義に追加されている
- 高度な権限を持つユーザー(admin 権限など)でログインしている
- システム設定が sys_id の表示を許可している
表示されない場合
- sys_id は UI 用のカラムではなく、内部識別子として扱われる
- sys_id は データベースの主キー(UUID) として機能するため、デフォルトでは ユーザーが直接操作するフィールドではないため、カラム管理の候補に表示されないことが多い
- フィールドが sys_dictionary に登録されていない
- sys_id は sys_dictionary テーブル(フィールド定義を管理するテーブル)に明示的に登録されていないため、カラム管理の対象として表示されない ことがある
- UI 設定(View Configurations)で非表示になっている
- インスタンスごとに UI の表示設定が異なり、管理者が sys_id をカラム管理に表示しないように設定 している場合がある
- 一般ユーザー(admin 以外)の権限では表示されない
- 一部のインスタンスでは、sys_id の表示は admin のみ許可されていることがある