はじめに
「無料AIで開発したい。Copilotか、Geminiか、どっちがいい?」
この疑問、調べてもCopilot Proや有料Geminiの比較ばかり出てくる。無料枠同士の正直な比較がない。
というわけで同じツール(ADBバッテリー表示スクリプト)を両方で作って比べた。
比較する環境
| 項目 | GitHub Copilot Free | Gemini(Antigravity) |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 無料(無料枠あり) |
| モデル | Claude Haiku 4.5 | Gemini 3 Flash |
| 使った環境 | github.com(web版) | Antigravity(VSCode fork) |
| web検索 | ✅ bing-search使える | ✅ |
| IDE統合 | ❌(web版のみ) | ✅ ファイルを直接編集 |
| リクエスト制限 | 月50回 | 無料枠あり |
Antigravityとは?
GoogleがリリースしたVSCodeベースのエディタ。Geminiがネイティブに統合されており、agent modeでファイルの生成・編集・実行まで自律的にこなしてくれる。VSCodeの拡張機能ではなくエディタ本体にAIが組み込まれているのが特徴。
同じ仕様書で両方に投げた
事前にClaude Opusと一緒に仕様書メモを作成。同じメモを両方に投げて、「メモに従ってプロダクトを完成させてください」の一言だけで試した。
Copilot Free(web版)の場合

仕様書をSpaceに添付して1回で送信。コード自体は一発で生成された。
ただし動くまでに4回のやり取りが必要だった:
Gemini(Antigravity)の場合
同じメモを投げると、Geminiはまず実装プランを自動生成してProceed確認を求めてきた。
Proceedを押すと、IDE上にbattery.shを直接生成。Walkthroughドキュメントまで自動で作ってくれた。

「これどうやって使うの?」と聞いたら使い方を説明してくれた。
指示通りに実行したら一発で起動した。
結果比較
| 項目 | Copilot Free | Gemini(Antigravity) |
|---|---|---|
| 指示→動くまでのやり取り | 4回 | 1回 |
| エラー発生 | 2回(zsh、ファイルなし) | 0回 |
| ファイル作成 | 手動コピペ | IDEに直接生成 |
| 動作確認まで | 手間かかった | すぐ動いた |
正直に言う。今回の用途ではGeminiの圧勝だった。
それでもCopilot Freeを使う理由はあるか
ある。用途次第で使い分けられる。
Copilot Freeが向いている場面:
- IDEを開かずブラウザだけで完結させたい
- bing-searchで最新情報を調べながらコードを書きたい
- Spaceにドキュメントを貯めてプロジェクト管理したい
- VSCodeを使っていない環境(他のエディタ、リモート作業など)
Gemini(Antigravity)が向いている場面:
- VSCodeベースで開発している
- ファイルを直接生成・編集させたい
- エラーなしで一発完成させたい
- agent modeでまるごと任せたい
正直な結論
小ツールを素早く作るならGemini(Antigravity)一択。
Copilot Freeはエラー対応に手間がかかった。ファイルを手動でコピペしないといけないのも地味につらい。
ただ、Copilot Freeにしかない強みもある。 SpaceへのドキュメントPinでコンテキストを管理できる点、bing-searchで最新情報を引っ張れる点は普通に便利だった。
使い分けるなら:
- 新しいツールをさっと作る → Gemini
- 既存プロジェクトの調査・質問 → Copilot Free(web版)
まとめ
- 同じ仕様書を投げてCopilotは4回、Geminiは1回で完成
- IDE統合の差が大きい。Geminiはファイルを直接生成してくれる
- Copilot Freeはweb検索・Space管理が強み
- 用途で使い分けるのが正解






