「個人開発でAIツールを使いたいけど、何から始めればいいかわからない」
この記事では、実際に7本のmacOSアプリを個人開発した経験をもとに、目的別のAIツール選び方をまとめます。
目的別おすすめ早見表
| やりたいこと | おすすめ | 費用 |
|---|---|---|
| アプリにAIを組み込みたい | Gemini API | 無料 |
| コード補完を強化したい | Cursor / Copilot Free | 無料 |
| プライバシーを守りたい | Ollama | 無料 |
| 難しいバグを相談したい | Claude / Gemini | 無料〜 |
| PDF・画像のOCRをしたい | Apple Vision | 無料(Mac標準) |
| コスト完全ゼロにしたい | Ollama + Continue.dev | 無料 |
① アプリにAI機能を組み込みたい → Gemini API
自分のアプリにAI機能を追加したい場合、Gemini API一択です。
理由:無料でAPIキーが取得でき、クレジットカード不要。1日500リクエストまで無料で使えます。
取得方法:aistudio.google.com → Googleログイン → APIキー発行(2分)
# 最小限のGemini API呼び出し(Python)
import google.generativeai as genai
genai.configure(api_key="YOUR_API_KEY")
model = genai.GenerativeModel("gemini-2.5-flash-preview")
response = model.generate_content("こんにちは")
print(response.text)
② コード補完を強化したい → Cursor または Copilot Free
Cursor(無料プランあり)
- VS Codeベースのエディタ
- 補完の文脈理解が高い
- 月500回のチャット制限あり
GitHub Copilot Free
- 今のVS Codeに拡張を入れるだけ
- チャット月50回、補完は無制限
- 既存環境をそのまま使える
どちらも無料で始められます。まずCopilot Freeを試して、物足りなければCursorに移行するのが低リスクです。
③ プライバシーを守りたい → Ollama
契約書・医療書類・社外秘データを扱う場合は、クラウドAPIは使えません。
OllamaはローカルでLLMを動かすツールです。データは一切外部に送信されません。
brew install ollama
ollama pull qwen2.5-coder:1.5b # コード補完用
ollama run qwen2.5-coder:1.5b # 起動確認
Intel Mac(8GB RAM)でもqwen2.5-coder:1.5b(約1GB)は快適に動きます。
④ 難しいバグを相談したい → Claude または Gemini
Claude(無料プランあり)
- コードの「なぜ」の説明が丁寧
- Rustの借用チェッカーエラーなど複雑な問題に強い
- 無料枠は1日の上限あり
Gemini(無料)
- AndroidやGoogleエコシステムの知識が豊富
- ログ解析・エラー診断に強い
- 無料枠が明確(500回/日)
日常のデバッグはGemini、本当に詰まったときはClaudeというのが私の使い方です。
⑤ コスト完全ゼロにしたい → Ollama + Continue.dev
月額0円でAI補完を使う構成:
-
brew install ollamaでOllamaをインストール -
ollama pull qwen2.5-coder:1.5bでモデルをダウンロード - VS Codeに Continue.dev 拡張をインストール
- Continue.devの設定でOllamaを指定
これで無制限・無料のコード補完が使えます。クラウドAPIのバックアップとしても優秀です。
まとめ:最初の一歩
今すぐ始めるなら:
- Gemini APIキーを取得(2分・無料)→ aistudio.google.com
- VS CodeにCopilot Free拡張を入れる(5分・無料)
- 慣れてきたらOllamaを追加(プライバシー用)
全部無料です。まず使ってみて、足りなくなってから課金を検討するのが一番コスパがいいです。
Hiyoko PDF Vault → https://hiyokoko.gumroad.com/l/HiyokoPDFVault_jp
X → @hiyoyok