はじめに
Linux Debian 12 bookworm から Linux Debian 13 trixie にアップグレードした xfce4 デスクトップ環境において、電源管理である xfce4-power-manager の設定が反映されず、一定時間で画面がオフになってしまう現象が発生していました。
基本的には少し離席することはあるものの、パソコンを立ち上げているときは、スクリーンセーバーやサスペンドなどを利用していないため、ちょっとしたストレスを感じていた状態です。特にディスプレイに画面で作業している状態の場合、勝手に画面がオフになってしまうと、サブディスプレイに表示されていたアプリケーションがメインのディスプレイに統合されてしまうので、また元に戻さなければならないという手間もあったため、非常に困っていました。
ほんの少し検索したら、一時的ではあるものの対処法を見つけましたので記録しておきます。
ターミナルで xset s 0
を実行
以上は Debian User Forums で見つけたURLです。そして以下のような書き込みを発見しました。
Re: [Software] XFCE Power Manager issue
#13 Post by nrgIcons » 2025-08-13 14:22Hello,
I had the same issue when upgrading from Debian 12 to Debian 13.
You can make the "xset s 0" command start on login by going to the Settings menu, then "Session and Startup", then "Application Autostart" (2nd Tab) and clicking the "Add" button to make a new entry as follows:
- Name: Fix Screensaver Timeout
- Description: Changes timeout from 600 to 0 to prevent display going inactive
- Command: xset s 0
- Trigger: on login (selected by default)
xset s 0
以上の xset s 0
を実行してみたところ、今のところは勝手に画面がオフにならなくなったため、 .zshrc
に記述して反映されるように設定しました。
スクリーンセーバーのタイムアウトを無効化する設定であるため、電源管理とは別の部分に何か原因があるかもしれません。
今後、作業する中で何か変化があったら、この記事内に追記する予定です。
最後に
Linux Debian 13 trixie へのアップグレードがうれしくて、すぐに飛びついて、アップグレードをしたものの、こういったトラブルというかエラーに遭遇し、根本的な解決には至っていないものの早い段階で解決できたことはよかったと考えています。
メインのパソコンは Linux Debian 12 bookworm から Linux Debian 13 trixie へのアップグレードしており、そのほかにも幾つかのコマンドの違いは感じてはいるものの、普段使いしている中では致命的にトラブルやエラーは体験しておりません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が Linux Debian 13 trixie にアップグレードして、勝手に画面がオフになって困っていた方のお役に立てれば幸いです。