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【後編】9割の新人エンジニアがやっている 「失礼しました」の落とし穴

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Last updated at Posted at 2026-04-08

はじめまして。
株式会社PRUMでエンジニアをしている人見です。日々、プログラミング学習や実務の中で、つまずきやすいポイントを整理して発信しています。

PRUMについて気になった方は、コーポレートサイトもご覧ください。
コーポレートサイト

9割の新人エンジニアがやっている 「失礼しました」の落とし穴(後編)

image.png

はじめに

前回は、「失礼しました」とすぐに謝ってしまう背景や、
そこにある思考停止について整理しました。

指摘されるたびに謝ってしまう。
そして内心では「自分はダメだ」と感じてしまう。

でも実際のレビューって、
「ダメ出し」じゃなくて「良くするための提案」なんですよね。

ただ、それが分かる前に心が折れる。
では、どうすればいいのでしょうか。

「考えろ」は正しい。でも、それだけでは足りない

image.png

指摘を受けたとき、
「ちゃんと考えよう」と思っても、

  • 何が問題なのか分からない
  • 前提が見えない

という状態は普通に起きます。
これは能力の問題ではありません。

人って、わからないことが一気に来ると、
とりあえず楽な方に逃げるんですよね。

つまり「とりあえず謝る」は自然な反応です。

ただし問題は、
そこで思考が止まることです。

なぜ考えきれないのか

理由はシンプルです。
現場には暗黙知があるからです。

  • 過去の経緯
  • チームのルール
  • 言語化されていない前提

これらは仕様書には出てきません。

つまり、
個人の思考だけでは到達できない領域がある。

だから「聞く」は正しい。ただし差が出る

image.png

分からないときに聞くことは、逃げではありません。
むしろ最短で理解に辿り着く行動です。

ただし、ここで大きな差が出ます。

NGパターン(よくある)

どうしてこうなんですか?

👉 情報をもらうだけで終わる

OKパターン①(意図確認)

〇〇という意図で実装したのですが、
この部分の認識が違っていそうでしょうか?

👉 自分の考えを出している
👉 相手がズレを指摘しやすい

OKパターン②(理由を聞く)

この実装だと問題になるポイントを、
もう少し教えていただいてもいいですか?

👉 表面的な修正ではなく、理解にフォーカス

OKパターン③(仮説+確認)

〇〇の観点で考えると、
こちらの方がよさそうだと思ったのですが、
この認識で合っていますか?

👉 判断力がある人の聞き方

この違いはとても大きいです。
自分の考えを出しているかどうか。
ここが、理解の深さを分けます。

仕事ができる人の正体

image.png

ここ、めちゃくちゃ誤解されがちなんですが、

仕事ができる人は、
正解を知っている人ではありません。

正解を作るために、
考え続けることをやめない人です。

言われた通りに直すだけなら作業で終わります。

でも、

  • 仮説を出す
  • 比較する
  • 納得して修正する。

このプロセスは「判断」です。

そして、この積み重ねが
そのまま深い理解・実力につながります。

レビュワーも完璧ではない

レビュワーも人間です。

  • 前提のズレ
  • 情報不足
  • 認知バイアス(思い込み)

普通に起きます。

だからこそ
「指摘=正解」とは限りません。

重要なのは、
受け取ることではなく、すり合わせること。

まとめ

やることはシンプルです。

  • 分からなければ聞く
  • 仮説を持って伝える
  • 認識をすり合わせる

「言われた通りに直す」で終わるか、
「自分の考えを持って判断する」までいくか。
この違いが、そのまま成長の差になります。

また、
レビューは、一緒により良いものを作る場です。
その中で、自分の考えを出せるかどうか
そこが、次のステージに進めるかの分かれ道になります。


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