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Power Appsで画像を撮影して投稿するアプリに、ドロップダウンを選択して投稿できるようにする

Last updated at Posted at 2019-04-29

前の投稿で、画像をコメント付きで投稿するアプリを作成したけど、もう少し実用性を持たせたい。今回は、ドロップダウンボックスからカテゴリーを選んで投稿する機能を追加する。

  1. ドロップダウンの選択肢を、カスタムリストで作る
  2. ドロップダウンをアプリ上に配置する
  3. SharePointに列を、Flowに処理を追加する
  4. PowerAppsで、Flowを追加しなおしする。

#ドロップダウンの選択肢を、カスタムリストで作る

後々のメンテナンスのしやさを考えて、カスタムリストでマスタを作成する。

SharePointサイトに、アプリの追加→カスタムリスト「photo_cat」で追加。
あとは任意の選択肢を追加しておく。

#ドロップダウンをアプリ上に配置する

おおざっぱには、ドロップダウンを配置して、データソースでさっきのカスタムリストを指定する。そのうえで、ドロップダウンで選択したものを一時的に格納するラベルを作る。

  1. ドロップダウンを配置する
    挿入→コントロール→ドロップダウンで挿入。
  1. ドロップダウンの選択肢に、さっきのカスタムリストphoto_catを指定する。
    プロパティの項目で、「データソースの追加」を選択。サイトを指定して、リストを指定する。
  1. 一時格納用のラベルを作る。
    ラベルを追加して、式を入れる。
    Textに、[dropdown1.Selected.Value]と式を入れる。
  1. このラベルを隠す
    ラベルの配置を、最背面にして、ほかのラベルの後ろに入れて隠す。ついでにユーザーのメールアドレスの箇所も、隠す。
    PowerAppsでもパワーポイント同様に表示順を変更できる。これも似てる部分。
ここまでの出来姿は、こんな感じ。

#SharePointに列を、Flowに処理を追加する

  1. SharePointで列を追加
    画像保存先のライブラリーに、列を追加しておく。
    ここは選択肢ではなく、1行テキストにしておく。今回は[category]としている。
  1. Flowのプロパティ更新処理を変更
    基本的には、ファイルの属性を書き換えると一緒。
    元のアクションを削除して、このアクションを作り直ししたほうが早いです。
項目 補足
サイトのURL サイトURLを入れる。/で閉じる サイトURL
ライブラリ名 ライブラリの名前(パスじゃない) ライブラリ名
id ItemID ItemID
category ファイルのプロパティの更新-category [PowerAppsで確認]をタップすると出てくる
comment ファイルのプロパティの更新-comment [PowerAppsで確認]をタップすると出てくる
Sender ファイルのプロパティの更新-SenderClaim [PowerAppsで確認]をタップすると出てくる

#PowerAppsで、Flowを追加しなおしする。

PowerApps側で、Flowの再設定を行う。

  1. Flowと接続する
    改めて、ボタンを選択→アクション→Flowで、Flowを選びなおす。下図のFlowの下にあるPhotoApp選択して、追加しなおしする。(でないと反映してくれない)
  1. 式に入れる
    先ほどつくったドロップダウンの中身を[Label1_3]に格納しているので、そのまんま使える。
    式の指定個所に、順次カンマ区切りで入れていく。
PhotoApp.Run(Text(Now())&".jpeg",appPhoto,Label1_3,TextInput1,Label2)

これでできあがり!あとはテストするのみ。

#まとめ

使ってもらったユーザーから、「選択式にしてコメント減らしたい」と意見をもらい、早速修正。だいぶアプリっぽくなってきた。

次は、登録済みの画像を表示する画面を作ってみる。

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