夫婦で起業?いや、俺とAIと妻で起業だ。Antigravityと挑むD2C立ち上げログ
こんにちは、エンジニアの旦那です。
突然ですが、妻が「キャンドル屋さんをやりたい」と言い出しました。
「いいじゃん、やってみなよ」と返事をしたものの、妻はビジネス未経験。
「ブランド名は?原価は?ECサイトは?沖縄からの送料はどうするの?」
...課題は山積みです。
そこで僕は思いました。
「これ、今話題のAIエージェント『Antigravity』とペアプロしたら、爆速で事業立ち上がるんじゃね?」
結果から言うと、週末だけで「ブランド定義」から「資材発注」まで完了しました。
AIがただのチャットボットではなく、「ガチの共同創業者」 だった話を共有します。
1. ふわっとした「夢」を「仕様」に落とし込む
妻の要望はこんな感じでした。
- 「和菓子みたいなキャンドルを作りたい」
- 「ターゲットは30-40代の女性」
- 「モダンな和室に合う感じ」
これをそのままAntigravityに投げます。
User: 妻が和菓子キャンドルを売りたいらしい。
コンセプト設計と、ブランド名の案をいくつか出して。
するとAIは、SEOや商標まで考慮した ネーミング案を提案してきました。
- 案1: 灯暦 (AKARI-GOYOMI) - 季節の移ろいを楽しむ
- 案2: 灯結び (AKARI-MUSUBI) - 想いを結ぶ
- ...
妻「**『灯暦』**がいい!響きが素敵!」
即決です。人間がうんうん唸る時間を、AIは数秒でショートカットしてくれました。
2. 鬼門の「原価計算」と「沖縄の送料」
エンジニアとして一番気になったのが**「利益出るの?」問題。
特にうちは沖縄**在住。本土への送料がネックです。
User: 沖縄から全国へ発送する。
レターパックプラスを使う前提で、詳細な原価計算をして。
利益率も知りたい。
AIが出してきた計算書がこちら(抜粋)。
| 項目 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| ワックス・芯 | ¥95 | |
| カップ・箱 | ¥196 | 仕入れ送料込み |
| 合計原価 | ¥441 | |
| 販売価格 | ¥2,800 | |
| 原価率 | 15.8% | 優秀! |
「仕入れ送料(富澤商店→沖縄)」まで勝手に計算に入っていた のには驚きました。
「送料600円はお客様負担だから原価には入れない」というロジックも完璧。
僕がExcel叩くより早くて正確です。
3. トラブル発生:「黒い箱」がない!
順調かと思いきや、資材探しでトラブル発生。
ブランドカラーの**「黒いギフトボックス」**が、小ロット(10個)で売っていないのです。
- AI: 「ダンボールワンなら単価100円ですが、200個からです」
- 僕: 「いきなり200個は在庫リスクが怖い。10個でいい」
- AI: 「cottaに紫色の箱ならありますが...」
- 僕: 「紫は違う」
- AI: 「...白ならあります」
ここでAIが出した**「妥協案」**が秀逸でした。
AIの提案:
「10個単位で買える**『富澤商店の白い箱(46円)』**にしましょう。
その代わり、高級な和紙の帯(オビ)を巻いて、ロゴを箔押ししましょう。
これなら初期コストを抑えつつ、ブランドの世界観(白×黒)を作れます」
**「エンジニア的ハック」**を感じました。
ないものを探すより、あるものを組み合わせて要件を満たす。
この提案で、無事に資材発注まで完了しました。
4. ビジネスも「コード」として管理する
個人的に一番感動したのが、AIが**「事業計画をMarkdownファイルとディレクトリ構成で管理し始めた」**ことです。
candle_business/
├── branding/
│ ├── concept.md # ブランドコンセプト
│ └── names.md # ネーミング案
├── products/
│ ├── cost_analysis.md # 原価計算シート
│ └── lineup.md # 商品ラインナップ
└── sales/
└── shipping.md # 配送戦略
まるで**「ビジネスのソースコード」**です。
チャットで流れて消えるのではなく、Git管理したくなるような綺麗なドキュメントが自動生成されていく。
エンジニアにとって、これほど安心できる進め方はありません。
まとめ:AIは「コード」以外も書ける
今回、Antigravityは以下の役割をこなしてくれました。
- PM: ふわっとした要件の言語化
- 経理: 送料まで含めた緻密な原価計算
- 調達: 在庫リスクを考慮した資材選定
エンジニアの皆さん。
もし奥さんやパートナーが「何か始めたい」と言い出したら、
「よし、AIとペアプロしよう」 と言ってみてください。
夫婦の会話も弾むし、事業も進むし、何よりAIの凄さを家庭内でドヤれます。
さあ、次はECサイト(BASE)の構築です。もちろん、これもAIとやります。
追伸:
お気づきかもしれませんが、この記事のタイトル、構成、そして本文も、すべてAntigravityが書きました。
(僕がやったのは「Qiitaの記事にして」と頼んだだけです。AI、すごくないですか?)