MacBookPro -> Mac miniに乗り換えた
M1 MacBookProを5年間使ってきましたが、画面割れを起こしてしまってやむなく乗り換えることに。
(ジャンク下取り用にファクトリリセットした後。左下のヒビから縞模様が出てるのがおわかりいただけるだろうか…)
これまで乗ってきたMBPを下取りに出して幾ばくかの資金を得て、出費を抑えつつ新しいMBPを買うサイクルに乗れなくなってしまったので、安くて筐体の小ささが評判のMac miniに乗り換えることに。
そうすると当然キーボードは外付けになりますが、Magic Keyboardを新たに買うのもなんなので長年愛用している有線のThinkPadキーボードを流用しました。
キーマッピングの設定はKarabiner Elementsという無料ソフトが定番ということで早速導入。Downloadをクリックしてdmgファイルを落としてインストールすれば問題なく入ります。
あとは先人たちのお知恵を拝借してサクサク設定...
ThinkPad TrackPoint Keyboard II (JIS配列)をMacBookで使う (最初に行き当たった記事)
ThinkPadキーボードをMacで使うためのKarabiner Elementsの設定 最新版 (For All Devicesにこんなふうに設定置くのね、という理解を得た)
Karabiner-ElementsでMacのUS配列キーボードをコマンドキーで英数/かな変換にする (インストール/アンインストール方法まで書いてある)
【Karabiner-Elements】MacでWindows向け日本語キーボードを使う方法 (半角/全角キーにF13を割り当てるのなんで?がわかった)
Mac で Windows 向けのキーボードを快適に使えるように調整する (この記事で「入力ソース」の画面を開いているところを見て後述の解決に思い至った)
...と思ったのですが、入力言語の切り替え周りの定番「PCの無変換キーをMacの英数キーにマップ」「PCの変換キーをMacのかなキーにマップ」でハマったのでメモ。
どんな問題が起きたか
上に挙げた先人の記事を参考に、「PCの無変換キー」を「ABCキー(英数キー)」、「PCの変換キー」を「あいうキー(かなキー)」に割り当てても英語と日本語の入力モードをキーひとつで切り替えられるようにならない。
無変換キーと変換キーを別のキーに割り当ててテスト
ThinkPadトラックポイントキーボードⅡで設定している記事は豊富にヒットするのですが、自分の使っているのは古い機種なので、新しい機種向けの記事の設定を真似してそもそも無変換キーと変換キーはうまく反応するのかをチェック。
それをやるために割り当て先(右側)でLetter Keysから適当に文字を選んで、ただの文字キーとして反応するかを実験。
これは反応する。ということはキーボードの接点が壊れてるとかKarabiner Elementsで割り当て元(左側)を間違えているとかではなさそう。
Macのキーボード設定をチェック
今回いじっていたMac miniの諸々の設定は元々使っていたMBPのTime Machineバックアップから復帰したものでしたが、ずっと画面右上のメニューバーの入力ソースのアイコンがおかしいなと気になっていました。
なんとなく、日本語切り替え以前に日本語入力ソースがきちんと設定されてない感。
そこに先ほど挙げた参考記事のひとつで「入力ソース」の画面を表示しているのを見かけて、もしかしたら日本語入力のソース周りがおかしい?と思い至ってMacのシステム設定から「キーボード」を開き、「テキスト入力」の「入力ソース」の「編集」をクリックして入力ソースウィンドウを開いてみる。
調べてみるとちゃんと設定されているように見える。そのまま「完了」をクリックしたらGoogle日本語入力が使えるような表示になったので、
クリックして選んでみると「GoogleJapaneseInputが壊れてる」とのメッセージ。
壊れてたらそりゃ動かん、ということで「-」ボタンでGoogle日本語入力関連の入力ソースを一旦全部削除して、とりあえずApple標準の日本語入力を入れてみる。
これで無変換、変換、半角/全角の各キーで入力ソースが切り替わって日本語入力にスムーズに切り替えられるようになりました。
Google日本語入力が壊れてた理由はよくわかりませんが、Time Machineから移してきてMac mini環境では使えないアプリになっちゃってたとかかもしれません。
現在の自分の設定
Simple Modifications
Virtual KeyboardはJISにしています。使ってるThinkPadキーボードは日本語配列なので。
Complex Modificationsには一旦何も設定せず、シンプルにModifierキーの割り当てや変換キー、無変換キー、半角/全角キーによる入力ソース切り替えくらいで設定しています。
とりあえずこれで日本語がまともに打てるようになったのでやっとMac miniを普段使いできるようになりました。
まとめ
- Karabiner Elementsの設定だけじゃなくて入力ソース側がちゃんと設定されていないと入力ソースの切り替えはうまくいかない
- 世代が違うMacにTime Machineバックアップを入れて復元した時はいろいろ目に見えないところで使えないソフトが出るかもしれない