はじめに
本記事では、Microsoft Teams を活用して授業を実施するための方法を解説いたします。
今回は **「オンライン授業で失敗しないためのTips」**について説明します。
以下の記事も参照してください。
- 10分でできる Office 365 Education A1 の利用開始手続き
- 10分でできる Office 365 Education のユーザー登録
- Microsoft Teams | 10分でできる 授業で利用するチームの準備する
- Microsoft Teams | 10分でできる Microsoft Teams を使った授業 | 教材の共有
- Microsoft Teams | 10分でできる Microsoft Teams を使った授業 | 授業日程を登録する
- [Microsoft Teams | 10分でできる Microsoft Teams を使った授業 | オンラインで出席を取る] (https://qiita.com/drafts/544b006af2cd4fa58e3e)
- Microsoft Teams | 10分でできる Microsoft Teams を使った授業 | オンライン授業の準備(機材編)
Teams は2台のデバイスで同時にサインインすべし
Teams ではディスクトップ画面の共有や各アプリケーションのウィンドウの共有ができます。
オンライン授業中に共有する画面を切り替えたりしている際に実施にどの画面を共有しているのかがわからなくなったり、画面共有するのを忘れたりすることはよくあります。そのようなトラブルを防ぐために私は2台のデバイスを利用しています。
- 1台はオンライン授業配信用
- 2台目は配信チェック用
です。Teams では複数のデバイスに同じアカウントで同時刻にログインすることができます。このように2台のデバイスを利用すれば、リアルタイムで配信している画像をチェックできます。
250名以上のオンライン授業の実施
Microsoft Teams のライブイベントでは最大1万人までの同時接続が可能ですが、Office 365 A1 では利用できません(Office 365 A3, A5で利用可能)。また1テナントあたり同時開催は5つまでです。
では、Office 365 A1 を利用しているユーザーや同時に6つ以上のオンライン授業を開催したい場合にはどうすればよいのでしょか?
[裏技] があります。
- PC を2台用意します。
- オンライン授業用の会議もPC#1用とPC#2用の2つを作成します。
- PC#1 は普通にオンライン授業配信を行います(Teams を起動して、配信したい画面を設定します)。
- PC#2 では①Teams を起動して、PC#1とは異なる会議に入り、画面全体の共有を行います。② Edgeブラウザを起動して、全画面表示にし、EdgeブラウザからTeamsにログインし、オンライン授業に参加します。
- この時の注意事項としては、PC#2 で画面共有するときに、**[システムオーディオ]**にチェックを入れるのを忘れないでください。これを忘れるとPC#2の会議に出席している学生に音声が届きません。