はじめに
Windows 10 build 1709 から Autopilot Rest を使用して管理者が Windows 10 デバイスを再初期化して個人的なファイルや設定を削除し、デバイスの登録を維持したままデバイスをもとの状態に戻すことができるようになりました。
Autopilot Reset を使用するには Windows 回復環境 (WinRE) をデバイスで有効にする必要があります。このポリシーを有効にするには MEM (Microsoft Endpoint Manager) または Windows Configuration Designer パッケージを使用して行うことができます。
ここでは、MEM を使用して Windows 回復環境 (WinRE) を有効にする手順を示します。
Windows 回復環境 (WinRE) の有効化する
- Microsoft Endpoint Manager admin center (https://endpoint.microsoft.com/)にアクセスします。
- [デバイス] をクリックする。
- [構成プロファイル] をクリックする。
-
[プロファイル作成] をクリックする。
- 「プラットフォーム は [Windows 10 以降] を選択。
- 「プロファイルの種類 は [テンプレート] を選択。
- 「テンプレート名」 は [カスタム] を選択。
-
[作成] をクリックする。
-
「名前」に [Enabled WinRE] と入力し、「説明」 に [Windows 回復環境 (WinRE) を有効にします] と入力し、[次へ] をクリックする。
- **[追加]**をクリックする。
- 「名前」 に [Enabled WinRE] と入力する。
- 「説明」 に [Windows 回復環境 (WinRE) を有効にする] と入力する。
- 「OMA-URI」 に [./Vendor/MSFT/Policy/Config/CredentialProviders/DisableAutomaticReDeploymentCredentials} と入力する。
- 「データ型」 は [整数] を選択する。
- 「値」 に [0] を入力する。
- [保存] をクリックする。
-
[次へ] をクリックする。
- [すべてのデバイスを追加] をクリックする。
-
[次へ] をクリックする。
- 「ルール」 で [プロファイルを割り当てる条件] を選択する。
- 「プロパティ」 で [OSのエディション] を選択する。
- 「値」 で [Windows 10/11 Education] を選択する。
-
[次へ] をクリックする。
-
[作成] をクリックする。
- Windows 回復環境 (WinRE) を有効にするプロファイルが作成されました。