続くかどうかは知らないが、中国語を学び始めたのでLinuxでもキーボードで中国語を入力したい。
自分の環境
- OS: Debian GNU/Linux 11 (bullseye) x86_64
- DE: MATE 1.24.1
セットアップ
インプットメソッドはibusを使っていた。下記の記事でibus-rimeが良さげとの話なのでインストール。
$ sudo apt-get install ibus-rime
これ実行した後タスクトレイのibusのアイコン右クリックして再起動。そうすると、rimeが出てくる。
適当に、zenkaku_hankakuボタンを入力切替にしとくといい感じ。
ピンイン入力して你好したい。できたで。
四声+ピンイン
勉強のため、ピンイン+四声で入力したい(ネイティブの人はピンインだけで入力するのかな?)。
以下の場所にYAMLファイルを作った後タスクトレイのibusのアイコン右クリックして再起動。
patch:
schema_list:
- schema: terra_pinyin
四声は以下のようなアスキー文字で指定する
第一声: -
第二声: /
第三声: <
第四声: \
你好は記号上はどちらも第三声なので「ni< hao<」と入力するといい。ピンインつきの単語をそのままコピペできたらいいのになあ
繁体字 (漢字) と簡体字 (汉字) を切り替え
自分の環境ではデフォルトで繁体字が使われていた。簡体字を使いたい。
インプットメソッドの選択
Rime が実行中ならいつでも、F4 で基本的なオプションを変更することができます。オプションは以下のように表示されます:
...
最後のオプションは繁体字 (漢字) と簡体字 (汉字) を切り替えることが可能です。
- Rimeを起動した状態でF4を押すとなんか出てくる。「2」を選択。
- 「漢字 → 汉字」を選択。
- 簡体字が出てくる、什么?
Tips
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儿
(ル) はer
と入力しないと出てこない-
一下儿(ちょっと)
と打ちたくて、yi-xiar
と打ち込んでも変換対象が出てこないyi-xia er
と打てば良い
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余談・四声の記号について
このサイトによると、
中国語の4つの声調記号は、世界の他の言語でも使われているダイアクリティカル・マークを流用したものです。
mā、má、mǎ、màのやつのこと。この声調記号、単独だとコピペすると行がおかしくなるので、ascii環境だと後述のように数字で書いたほうがいいかも。
ダイアクリティカル・マークつきのローマ字は、日本語のメールなどでは、文字フォントの関係で文字化けする可能性があります。そのため、日本語のメールで中国語のピンインを書く場合、例えば māをma1、máをma2、mǎをma3、màをma4のように、アラビア数字で声調記号を代用することもあります。
手書きなら簡単だけどパソコンで打つとなると面倒ですね。