Power Apps初心者や これから始めようとしている方々へ、入門前に抑えておくべきポイントを簡潔にご紹介します!
PowerAppsとは?
ビジネス向けのアプリケーションを簡単に作成できるマイクロソフトのプラットフォームです。
いわゆるローコードというものです。
開発と実行ができるプラットフォームです。
主要な構成要素は2つ
- 画面
- データソース
データソースは沢山の種類があり、外部含め様々なデータに接続できます。
例: データバース(PowerAppsのDB)、他のSQL DB、OneDrive上のエクセルファイル、SNS ・・・
その他の重要な要素
- PowerFx
エクセル式のようなものです。
ボタン押したときの動作、表示の動作、データの加工 などが実装できます。 - リレーション
データバース(PowerAppsのDB)のテーブルを関連付けるものです。(1:N,N:1,N:N)
画面上からポチポチで設定できます。
設定しておくとPowerAppsが色々配慮してくれます。
入門時に抑えるべきポイント
- 主要な画面パーツと使い方
- 主要なPowerFxと使い方
- 変数
主要な画面パーツ
フォーム、ギャラリー、ボタンなどの基本的な画面パーツを理解しましょう。
ギャラリーという一覧表示用の画面パーツがあるのですが、こちらはよく使うと思いますのでぜひ抑えておきましょう!
主要なPowerFx
条件分岐や計算など、PowerFxを使った基本的なロジックを学びましょう。
よく使いそうなものを挙げておきます。
- Notify メッセージ表示
- Now, Today 現在日時,日付
- Date, Time, DateValue, Text, DateAdd, DateDiff 日時系
- If, Switch 条件分岐
- Navigate 画面遷移
- LookUp,Search,Filter レコード検索
- Collect,Remove,Patch レコード新規,削除,更新
- ForAll 全レコード処理
その他、計算、テキストフォーマット等様々な関数があります。
変数
グローバル変数とコンテキスト変数の違いや使い方を把握しましょう。
- グローバル変数
名前の通りアプリ全体で使える変数
Set()でセット - コンテキスト変数
スクリーン単位の変数- UpdateContext({変数A: 値A,変数B: 値B, ・・・})でセット
例:UpdateContext({ msg: "メッセージですよー" });
※ セット時は特殊ですが、利用時は普通に名前だけ書けば使えます。
- UpdateContext({変数A: 値A,変数B: 値B, ・・・})でセット
その他の注目ポイント
- 一般公開用のページを作れる「ポータル」機能がありますが、ライセンスが必要です。
- ユーザー一覧は、「AAD Userテーブル」「ユーザーテーブル」から取得できます。
- 最初から使いそうなテーブルが用意されていて、極力、そのテーブルを使いましょうという考え方です。
- 画面初期表示時にコンテキスト変数を初期化したいときは
OnVisibleアクションに以下のように書くとよい。Reset(TextInput1); UpdateContext({ msg: "" });
以上が、Power Appsの入門前に知っておくべきポイントの要約です。
3分で学べましたでしょうか!