はじめに
新卒1年目エンジニアのhirotoです。
この記事では、AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)に約1か月・60時間の学習で合格した際に、実際に効果を感じた勉強方法を共有します。特に、AWS Certified Cloud Practitioner (以下、CLF)取得直後の方や、模擬試験の復習方法に悩んでいる方の参考になればうれしいです。
※本記事で紹介する教材は個人の利用経験に基づくもので、試験問題の再現や非公開情報は含みません。
以前のAWS認定資格取得に関する記事
結果
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得点:805点 / 1000点(合格ライン: 720点)
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学習期間:約1か月(CLF合格直後からスタート)
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総学習時間:約60時間
感想
最初の10問ほどで自信を持って答えられない問題が続き、かなり焦りました。結果的に制限時間の2時間をフルに使ってギリギリ解き終わった形でしたが、無事に一発合格できました。
使った教材
会社の福利厚生を活用し、Udemyの教材に絞って学習しました。
教材
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
模擬試験
【SAA-C03版】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
学習方法
全体的な学習の流れはCLFを取得したときと大きく変えていません。
ただし、SAAでは単純にAWSサービスの役割を覚えるだけでなく、
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実際にどのようなアーキテクチャで利用するのか
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似たサービスをどのように使い分けるのか
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コスト・可用性・運用負荷などの要件に対して何が最適なのか
を理解する必要があると感じました。
そのため、CLFの勉強時よりも「実際のアーキテクチャをイメージすること」と「ハンズオンで手を動かすこと」を意識して学習しました。
学習時間の目安としては、平日は1〜2時間、休日は3〜4時間を確保していました。平日は動画視聴や模擬試験を中心に進め、休日はそれに加えてVPCやIAMまわりのハンズオンにも取り組みました。
1. 教材の動画を見て学習を進める(2週間程度)
Udemyの動画を活用して全体像を把握しました。
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動画は 2倍速 で再生し、スライドを読みながら重要ポイントをメモ。
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文字や図だけではイメージが湧きにくい箇所(VPC構成、権限周りなど)は、ハンズオンを実施して理解を深めました。
2. 模擬問題を解き、解説を読んで理解する(目安:1週間)
一通り動画教材を見終わった後は、模擬試験を中心とした学習に切り替えました。
ここでは、問題を解く時間以上に、解説を読んで振り返る時間を大切にしました。
SAAでは、
「正解できた = その内容を理解できている」
とは限らないと感じたためです。
例えば、問題文に特定のキーワードがあったら特定のAWSサービスを選ぶ、といった一問一答形式の覚え方だけでは対応しづらい問題が多くあります。
SAAでは、複数の選択肢が技術的には実現可能であっても、
- 最もコスト効率が良い
- 運用負荷が少ない
- 高可用性を実現できる
- セキュリティ要件を満たせる
- AWSのベストプラクティスに沿っている
といった条件を踏まえて、その要件に対して最も適切な選択肢を選ぶ必要があります。
そのため、正解した問題についても「なぜこの選択肢が最適なのか」を確認するようにしていました。
また、解説を読んでいて分からないサービスや用語が出てきた場合は、その場ですべて調べるのではなく、いったんNotionにメモしていました。メモには、間違えた理由だけでなく、「なぜ正解なのか」「他の選択肢と何が違うのか」も残すようにして、後からまとめて見直せるようにしていました。
模擬試験の振り返りが一通り終わった後にまとめて調べる時間を設けることで、振り返りの途中で学習が脱線しないようにしていました。
3. 同じ模擬問題を繰り返し、「なぜこの選択肢が最適なのか」を説明できるようにする
ただし、問題と答えをそのまま暗記してしまわないように、
「なぜこの選択肢が最適なのか?」
「他の選択肢ではなぜダメなのか?」
を自分の言葉で説明できるかを意識しました。
例えば正解が「DynamoDB Auto Scaling」だった場合も、単に答えを覚えるのではなく、
- なぜDAXではないのか
- なぜグローバルテーブルではないのか
- 問題文のどの要件からAuto Scalingが適切だと判断できるのか
といったところまで説明できる状態を目指しました。
これを繰り返すことで、初めて見る問題でも「問題文の要件から必要なAWSサービスを絞り込む」という考え方が少しずつできるようになりました。
勉強してて特に意識したこと
SAAの勉強を通して、特に重要だと感じたのはサービス名を覚えるのではなく、サービス同士の違いを理解することです。
例えば、
- S3 Standard / Standard-IA / One Zone-IA
- SQS / SNS / EventBridge
- Security Group / Network ACL
- NAT Gateway / VPC Endpoint
- Multi-AZ / Read Replica
- CloudWatch / CloudTrail / AWS Config
のように、似た用途で登場するサービスや機能について、
「どういう要件なら、どちらを選ぶのか?」
という観点で整理しておくと、模擬問題でも選択肢を絞り込みやすくなりました。
また、分からない問題が出てきたときも、単純に正解を覚えるのではなく、自分がどの部分を理解できていなかったのかを特定することを意識しました。
この勉強方法は時間がかかりますが、同じ分野の別問題にも対応しやすくなるため、結果的には効率が良かったと思います。
まとめ
SAAは自分にとって初めてのアソシエイトレベルのAWS認定資格でした。
CLFと比べると、単純なサービスの知識だけでなく、実際の要件に合わせてAWSサービスを組み合わせる力が求められるため、難易度はかなり上がったと感じました。
一方で、試験勉強を通して、
- AWSサービスの使い分け
- 基本的なAWSアーキテクチャ
- 可用性やコストを考慮した設計
- ネットワークやセキュリティの基礎
など、実務にもつながる知識を身につけることができました。
ちょうどSREへの配属が決まったタイミングでもあり、業務上の会話でもAWSのサービス名や構成が出てくることが多いため、以前より内容を理解しやすくなったと感じています。
資格を取得すること自体だけでなく、AWSを使ったシステム構成を理解するための良い勉強になりました。
次は「AWS Certified SysOps Administrator - Associate」の取得を目指して勉強していきます!