はじめに
こんにちは
最近、Claude Codeを動かす環境をGhosttyからOrcaに乗り換えました。
この記事では、Orcaの概要、worktree作成時にgit管理外のファイルをコピーする方法、スマホからエージェントを操作する方法を紹介します!
Orcaとは
Orcaは、Claude CodeやCodexなどのCLI型コーディングエージェントを並行して動かすためのデスクトップアプリです。macOS、Windows、Linuxに対応しています。
Orcaは自身を「ADE(Agent Development Environment)」と呼んでいます。IDEが人がコードを書くための道具なのに対し、ADEは複数のエージェントに作業を任せて、進み具合を見ながらレビューやマージをするための道具です。
タスクを作ると、Orcaはgit worktreeを作ってその中でエージェントを起動します。タスクごとにブランチと作業ディレクトリが分かれるので、同じリポジトリで5つのエージェントを同時に動かしてもファイルがぶつかりません。Claude Code、Codex、Gemini CLI、Cursor CLI、OpenCodeなど、ターミナルで動くエージェントなら基本的に使えます。
インストールはHomebrewでできます!
brew install --cask stablyai/orca/orca
これまでGhosttyでClaude Codeを動かしていました。
Ghosttyはターミナルエミュレータなので、worktreeの作成やエージェントの管理は自分でやる必要があります。Orcaなら、worktreeの作成からエージェントの起動、差分のレビュー、PRとの紐付けまで1つの画面で完結します。
worktree作成時にgit管理外のファイルをコピーする
git worktreeで作った作業ディレクトリには、.envのような.gitignore対象のファイルが含まれません。毎回手でコピーしないと、開発サーバーもビルドも動きません。
Orcaのリポジトリ設定にある「Setup Script」に書いたコマンドは、worktreeの作成直後に実行されます。実行時には環境変数ORCA_ROOT_PATH(元のリポジトリのパス)とORCA_WORKTREE_PATH(新しいworktreeのパス)が渡されるので、.envのコピーなら次の1行で済みます。
cp "$ORCA_ROOT_PATH/.env" "$ORCA_WORKTREE_PATH/.env"
スクリプトを組めば、git管理外のファイルをまとめてコピーできる
Setup Scriptには任意のコマンドを書けるので、.env以外のgit管理外のファイルもまとめてコピーできます。
僕はgit status --ignoredでgit管理外のファイルを取り出して、node_modulesのような作り直せるもの以外をコピーするスクリプトを使っています。
スマホからターミナルを操作する
Orcaにはスマホ用のコンパニオンアプリがあります(iOSはApp Store、AndroidはGitHub ReleasesでベータのAPK)。デスクトップ版で発行したペアリングコードをアプリに入力すると接続できます。接続方法はOrca Relay経由か同じLAN内での直接接続で、サインインが必要なのはOrca Relayを使う場合だけです。
スマホからは、各worktreeの状態確認、ターミナル出力の閲覧、エージェントへの返信ができます。確認待ちのエージェントに「yes」を送ったり、音声入力で指示したりできて、作業が終わるとプッシュ通知が届きます。画面はチャット形式とターミナル形式を選べます。
なお、スマホアプリはコード編集用ではなく、デスクトップのOrcaを操作するリモコンです。デスクトップ版を閉じると直接接続のセッションは切れます。
最後に
普段Claude CodeやCodexを使って開発をしている人には、Orcaはかなりおすすめです!特に、複数のタスクを同時にエージェントに任せたい人や、worktreeを手で作って管理するのが面倒に感じている人には合うと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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参考

