はじめに
この記事は、「IBM i RiSING 2026」Gチームの成果物になります。
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【IBM Cloud】リストア手順と基本コマンド解説(RSTUSRPRF/RSTLIB/RSTAUT)
この記事では、IBM i環境をIBM Cloudなどで運用している場合、バックアップデータから環境を復元する際の実際の手順と、リストア時に使う主要コマンド(RSTUSRPRF、RSTLIB、RSTAUT)の具体的な使い方・ポイントを解説します。
1. リストアの一連の流れ
リストア作業は以下の手順で進めます。
バックアップデータの準備
↓
RSTUSRPRF(ユーザープロファイルの復元)
↓
RSTLIB(ライブラリの復元)
↓
RSTAUT(権限の復元)
↓
動作確認
【※注意点※】
ユーザープロファイル → ライブラリ → 権限の順序が重要です。
復元作業が前後すると、権限情報や依存関係でエラーが出る場合もあるので注意
2. コマンドの説明
2.1 RSTUSRPRF
一番初めに「RSTUSRPRF」コマンドを使ってユーザープロファイルを復元します。
これにより、権限を付与する対象のユーザーがIBM i上に準備されます。
2.2 RSTLIB
「RSTLIB」コマンドを使ってライブラリを復元します。
これで、権限を設定したい各種オブジェクトがIBM i上に配置されます。
2.3 RSTAUT
ライブラリやオブジェクトの復元が終わった後、「RSTAUT」コマンドで権限の情報を戻します。
これにより、さきほど復元したユーザーに対して必要な権限が適用されます。
3. 据え置きIDについて
リストア作業の際、「据え置きID」という考え方があります。
これは復元の順序による依存関係の問題を解決する仕組みです。
例えば、まだ存在しないユーザーやオブジェクトに対して復元の処理が必要な場合、すぐにエラーにせず、「一時的に保留」にすることで、順番が前後しても正常に復元を完了できます。
特にライブラリ復元時には、据え置きIDの仕組みにより「RSTLIB」コマンドでエラーになりません。
4. おわりに
これでGチームの成果物は以上です。
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