GitLab Advent Calendar 2017 5日目の記事です。

GitLabのビジネスモデルの最後で触れたように、GitLab CEには含めないで、GitLab EEだけに追加する機能の判断基準について説明します。

以前はGitLabはGitLab CEとGitLab EEの2つのエディションのみが存在しましたが、現在のGitLab EEはさらに細かいエディションに細分化されています。具体的には、3つのエディションに分かれていて、1ユーザー当たりの年間ライセンス料金は以下の通りです。

  1. EE Starter (EES): $39
  2. EE Premium (EEP): $199
  3. EE Ultimate (EEU): $999 (現在はearly adopter割引有り)

これらのGitLab EEの各エディションに追加する機能によって、GitLabの売上が大きく左右されると考えられます。そのため、GitLab社の販売戦略について簡単に説明します。こちらのハンドブックによると、GitLab社は市場(潜在顧客となる組織)を以下の4つのセグメントに分けています。

  1. Strategic: 社員数5000名以上
  2. Large: 社員数750名 - 4999名
  3. Mid Market: 社員数100名 - 749名
  4. SMB(small and medium businesses): 社員数100名未満

また、こちらのハンドブックによると、GitLabの各エディションに追加する機能は以下のように決定していることが分かります。

  1. 「SMB」に有用な機能は「CE」に追加
  2. 「Mid Market」に有用な機能は「EES」に追加
  3. 「Large」に妥当な有用は「EEP」に追加
  4. 「Strategic」に有用な機能は「EEU」に追加

大きな組織において有用な機能が、小さな組織でも有用である場合は多々ありますが、大きな組織にとっての方がより有用な機能であれば、GitLab EEだけに追加するというのが、GitLab社の基本方針のようです。

以上、GitLabのエディションについてまとめると以下の表のようになります。

エディション 1ユーザー当たりの年間ライセンス料金 市場セグメント 機能追加の判断基準となる社員数
CE 無料 SMB 100名未満
EES $39 Mid Market 100名 - 749名
EEP $199 Large 750名 - 4999名
EEU $999 Strategic 5000名以上

なお、GitLabはバージョンアップでの機能追加が早いので、エディション間の機能の違いについてはこちらの機能比較ページを参照して下さい。

Sign up for free and join this conversation.
Sign Up
If you already have a Qiita account log in.