LoginSignup
0
0

More than 1 year has passed since last update.

【AWS】初心に戻って1からVPCを構築してみた Apache HTTP Server構築編

Last updated at Posted at 2021-09-21

はじめに

昨日の記事の続きです。VPC、パブリックサブネット、プライベートサブネット、ルートテーブル、EC2インスタンスを構築しました。本日はインスタンスにWEBサーバの機能を持たせようと思います。
具体的にはApache HTTP Serverをインストールします。Apacheはオープンソースで提供されています。
世界で一番利用されているWebサーバーソフトウェアです。

過去の記事は以下から参照ください。

構成図

image.png

手順

1. インスタンスにログインします。ログイン方法は昨日の記事をご参照ください。
2. 以下のコマンドでLinuxシステムにインストールされているすべてパッケージのバージョンを最新のものに更新します。
トランザクションの要約で確認の応答にyと入力します。完了しました!と出たら成功です。

% sudo yum update

トランザクションの要約
================================================================================
インストール   7 パッケージ
更新          28 パッケージ

総ダウンロード容量: 56 M
Is this ok [y/d/N]: y

・
・
・
完了しました!

3. Apacheをインストールします。
[-y]オプションはユーザーの確認なしにすぐにインストールするオプションです。

% sudo yum -y install httpd

4. Apacheを起動します。

% sudo systemctl start httpd.service

5. Apacheが起動したか確認します。実行中のプロセスに確認コマンドの中にhttpdが出てきたらOKです。

% ps -ax | grep httpd

 7609 ?        Ss     0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
 7610 ?        Sl     0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
 7611 ?        Sl     0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
 7612 ?        Sl     0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
 7613 ?        Sl     0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
 7614 ?        Sl     0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
 7713 pts/0    S+     0:00 grep --color=auto httpd

6. Apacheを自動起動する設定に変更します。

% sudo systemctl enable httpd.service

7. Apacheが自動起動する設定になったか確認します。enableと出ればOKです。

% sudo systemctl list-unit-files -t service | grep httpd.service

httpd.service                                 enabled

これでApacheのインストールは完了です。では早速ブラウザからアクセスしてみましょう。

8. ブラウザにパブリックIPを入力します。パブリックIPはAWSマネジメントコンソールのEC2の画面で確認ができます。
スクリーンショット 2021-09-21 7.24.50.png
残念ながらアクセスはできません。これはセキュリティグループでSSHの22番ポートしか許可していないためです。
httpは80番ポートのため、許可の設定が必要です。
スクリーンショット 2021-09-22 7.17.39.png

9. EC2の左側メニューペインからセキュリティグループを選択し、前回作成したWEB-SGを選択します。※1
インバウンドルールを選択し、[Edit inbound rules]をクリックします。
(※1前回のVPC構築記事を見られていない方は、ご確認過去記事からご確認ください。)

スクリーンショット 2021-09-22 7.21.38.png
10. [ルールを追加]をクリックし、[カスタムTCP]を選択、ポート範囲は[80]でソースに[0.0.0.0/0]を選択し、[ルールを保存]をクリックします。
スクリーンショット 2021-09-22 7.27.07.png
11. ブラウザにパブリックIPを入力します。テストページが表示されればwebサーバの構築完了です!
スクリーンショット 2021-09-22 7.31.20.png

最後に

いかがでしたでしょうか。無事にwebサーバを構築できましたでしょうか。
通常はこの後ドメインを取得するのですが、AWSでは有料となりますのでここまでにします。

ちなみに私は今サイトを一つ運営しています。ただしS3による静的なページのみです。
その際の[.com]ドメインの取得料金は年間13.25$でした。
また月々の利用料0.55$も発生します。興味のある方は以下の記事もご参考にしてください。

ご参考になれば幸いです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0