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データサイエンティスト検定を受験した記録

データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)を受験したので、学習内容などをまとめてみます。

1. 受験の背景

これまで情報系の試験をいくつか受けており、関連する内容に興味があったのと、データ分析ができるようになって業務に活かせたらいいな…といった軽い気持ちで、受験してみました。

2. 試験概要

出題範囲は統計、データ加工、機械学習、データ活用など、幅広い内容です。ビジネスに関する事項も出題されます。
受験形式はCBT方式で、試験時間は100分でした。問題数は100問で、時間配分がシビアなイメージでした。
合格基準は8割くらいらしいので、短時間で高得点をとらなければいけないという印象。

3. 学習期間と使った教材

学習期間は2ヶ月半くらいです。主に以下の内容で準備しました。

  • 書籍
    データサイエンティスト検定[リテラシーレベル][徹底解説+良質問題+模試(PDF)] 最強の合格テキスト
    解説がわかりやすいと思い購入しました。
    まあわかりやすかったのですが、誤字脱字、誤植などが気になりました。理解を妨げるほどではないのですが…。好みもあると思うので、どの本を買うかは人によって意見が分かれるかな、と思いました。
  • NotebookLM
    学習のために利用してみました。機械学習に関するソースを大量に読み込んで、クイズを作ってみたり。
    ただ、うまく使うにはちょっとコツがいるようで、例えばソースをたくさん読み込んでクイズを作っても、どうも特定の箇所に偏ったものしか作ってくれなかったり。
    クイズや他にも音声動画解説などコンテンツを作るときは、ソースを絞り込むのが良さそうです。
    でも読み込んだソースをもとにクイズやフラッシュカードが作れて、移動などスキマ時間に見られるのは画期的でした。
    知識を植え付けるためのツールとしてはとても有用です。

4. 試験当日

全体として簡単でした。覚悟しておいた数学・統計・計算問題はあまり出ませんでした。
また、言葉遣いが厳密でないというか、正しいとも正しくないとも捉えられる、少しあいまいな表現がいくつかあり、試験問題としてはいかがなものか…と思うことがありました。
進め方としては、統計やグラフの読み取りなど、時間がかかりそうなものは後回しにして、すぐ答えられるものを解いていく。そして全て終わったら、後回しにした問題を解き直す。
最後に、見落としたものがないかチェックして終了、という感じでした。
予想していたより時間に余裕をもって終われました。

5. 結果

受験終了後すぐに結果がわかり、レポートを受け取って帰れます。
結果は90%得点。たぶん合格だと思います。
あまり人に自慢できるような内容ではない(というか自慢するために試験を受けるのもいかがものか)ものの、知らなかった初歩的な言葉を少し知ることができて、データサイエンスのスタートラインに立てたような気がします。

6. おわりに

どんな資格試験もそうだと思いますが、勉強して、受けて受かったからといってすぐに何かできるようになるわけではありません。
ただ、受かりたい、そのために勉強する、という姿勢は大事だと思います。
今回の試験も、知識を得るというよりは、モチベーションを上げるのには役に立ったのではないかな、と思いました。

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