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Facebook広告のデータをスプレッドシートに転送して、広告クリエイティブレポートを作ってみた

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概要

FacebookのAPIを利用することで、Facebook広告クリエイティブについてのマスターデータを取得することができます。
今回の記事では、troccoという分析基盤向けデータ統合サービスを使ってスプレッドシートにデータを転送し、クリエイティブレポートを作成していきます。

今回、データの転送手段として採用したtroccoは、Facebook広告クリエイティブの他にも、様々な広告・CRM・DBなどのデータソースにも対応しています。
troccoの使い方まとめ(CRM・広告・データベース他)
facespread.png

ゴール

下のようなFacebook広告クリエイティブのデータを

貼り付けた画像_2021_05_06_19_29.png

スプレッドシート上でまとめます。作成後は自動でデータを更新することも可能です。
貼り付けた画像_2021_05_06_19_30.png

こんな人におすすめ

・Facebook広告クリエイティブのデータをGoogle Spreadsheetsに転送したい
・Facebook広告クリエイティブのデータを可視化して整理したい

1. troccoでFacebook Ads クリエイティブ→Google Spreadsheetsの転送自動化

1-0. 事前準備

データの転送のためにはtroccoのアカウント・Googleアカウントが必要です。

無料トライアルを実施しているので、事前に申し込み・登録しておいてください!
https://trocco.io/lp/index.html
(申込の際に、この記事を見た旨を記載して頂ければご案内がスムーズに行えます)

1-1. 転送元・転送先を決定

troccoにアクセスして、ダッシュボードから「転送設定を作成」のボタンを押します。
ダッシュボード.png

転送元に「Facebook Ads クリエイティブ」を指定し、転送先に「Google Spreadsheets」を選択して転送設定作成ボタンを押します。
facebookspreadsheets.png

すると設定画面になるので、必要な情報を入力していきます。

1-2.Facebook Ads クリエイティブとの連携設定

あとで見たときに自分で分かるように、転送設定の名前とメモを入力します。
概要設定.png

次に「転送元Facebook Ads クリエイティブの設定」内の「接続情報を追加」ボタンを押します。
接続情報追加.png

別のタブでFacebook Ads クリエイティブの接続情報の新規作成画面が開きます。
接続情報を作成するためにFacebookのアカウントと連携する必要があります。

連携ができたら再度転送設定画面に戻り、接続情報の「接続情報を読み込む」ボタンを押すと、先ほど作成した接続情報が選択できるようになります。

QIitaテスト追加.png

1-3.Facebook Ads クリエイティブのデータ抽出設定

次に、取得するデータを設定していきます。

Facebook Ads クリエイティブからデータ抽出するための広告アカウントIDを入力します。

転送元.png

1-4. 転送先Google Spreadsheetsの設定

転送元と同様に設定していきます。Google Spreadsheetsに関してはGoogleアカウントとの連携が必要です。(事前に転送先となるシートを作成しておいてください。)

spread接続情報.png

転送元と同様に先ほど接続した情報が選択できるようになります。

Qiitaテスト追加②.png

転送先のGoogle SpreadsheetsのスプレッドシートIDとシート名を入力します。

※スプレッドシートIDは転送先のスプレッドシートのIDです。
スプレッドシートのURLは次のような形式となり、「スプレッドシートID」「シートID」の箇所がそれぞれのIDとなります。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/スプレッドシートID/edit#gid=シートID

転送先情報入力.png

これで入力は完了です。接続テストをして問題がなければ、「次のステップへ」をクリックし確認作業に進みましょう。

1-5. データのプレビュー

少し待つと、転送元のデータがプレビューされます。Facebook Ads クリエイティブから取り込んだデータが表示されているのが確認できます。
貼り付けた画像_2021_05_06_19_29.png

データが正常に転送できていることを確認できました。
ここでクリエイティブレポートの作成のために「ad_creative_thumbnail_url」を一番左の列に移動します。

カラム選択.png

カラム移動.png
移動が完了したら「変更をプレビュー」を選択します。

貼り付けた画像_2021_05_06_19_31.png

「ad_creative_thumbnail_url」を一番左の列に移動されていることが確認できました。
次に転送設定の一覧から作成した設定を選び「スケジュール・通知設定」に進みます。

1-6. スケジュール・通知設定

「スケジュール・トリガー設定」タブを開きます。

スケジュール.png

「スケジュールを追加」ボタンを押すと、以下の画像のような入力欄が出てきます。ここで実行スケジュールを設定することで、転送を定期的に実行し自動化することが出来ます。
時間設定.png

1-7. データ転送ジョブの実行

設定は以上です。最後に、手動で転送ジョブを実行し、Google Spreadsheetsにデータを送ります。
手動で実行する場合はジョブ詳細画面の「実行」ボタンを押します。
実行.png

これで転送は完了です!

データがきちんと送られているか スプレッドシート上で確認してみます。
貼り付けた画像_2021_05_06_19_32.png

転送されていることが確認できました!

2. Google Spreadsheetsで広告クリエイティブレポートを作成する

一番左の列に「url_image」の列を追加します。
貼り付けた画像_2021_05_06_19_33.png

IMAGE関数を利用してURLの画像を挿入していきます。
貼り付けた画像_2021_05_06_19_34.png

最後に他の行にも反映させます。
貼り付けた画像_2021_05_06_19_30.png

まとめ

いかがでしたでしょうか。troccoを使うと、Facebook Ads クリエイティブのデータを自動でGoogle BigQueryにまとめていくことができるほか、100万規模の大きなデータから小さなデータまで複雑なコーディングをせずtroccoの画面上の設定のみでデータの転送が可能になります。
実際に弊社サービスのtroccoにおいても、マーケティングKPI等をこのような流れで収集・分析しています。
ぜひ広告データ分析の際にはご活用ください。
https://trocco.io/lp/index.html

実際に試してみたい場合は、無料トライアルを実施しているので、この機会にぜひ一度お試しください。(申込時に、この記事を見た旨を記載して頂ければスムーズにご案内することができます)

その他にも広告やデータベースなど、様々な分析データをETL・転送した事例をまとめました。
troccoの使い方まとめ(CRM・広告・データベース他)

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