typeコマンドの概要と使用例
Windowsのコマンドプロンプトで、Linuxの『cat』コマンドのように複数のテキストファイルをまとめて出力するには、『type』コマンドを使用します。以下のような構文を使って、複数のファイルを連結して出力できます。
下記のコマンドは、file1.txt、file2.txt、およびfile3.txtという3つのテキストファイルの内容を連続して出力します。
type file1.txt file2.txt file3.txt
また、出力結果を新しいファイルに保存する場合は、以下のようにリダイレクト(>)を使用します。
type file1.txt file2.txt file3.txt > output.txt
これで、file1.txt、file2.txt、およびfile3.txtの内容が連結され、output.txtという新しいファイルに保存されます。
すべてのテキストファイルを連続して出力する「type *.txt」
「type *.txt」 コマンドは、カレントディレクトリ内のすべてのテキストファイルを連続して出力します。このコマンドは、ワイルドカード (*) を使用します。
例えば、カレントディレクトリにfile1.txt、file2.txt、file3.txtという3つのテキストファイルがある場合、以下のコマンドを実行すると、これらのファイルの内容が連続して出力されます。
type *.txt
また、出力結果を新しいファイルに保存する場合は、リダイレクト(>)を使用します。
type *.txt > output.txt
これで、カレントディレクトリ内のすべてのテキストファイルの内容が連結され、output.txtという新しいファイルに保存されます。