結局何が書いてあるの?
コンサルと言われる人たちが現状分析・課題の特定・課題解決に用いる所謂フレームワークのうち本質的な幾つか(初出順・本文中の記載名に従う:分解の木、はい・いいえの木、課題分析シート、二軸マトリックス分析、実行プラン表、ギャップ分析、仮説の木、その他意思決定ツール)を平易に紹介しています。
「問題解決プロフェッショナル」
「考える技術・書く技術」
などの原典をはじめ、数多のビジネス書で課題解決フレームワークは解説されていますが、実際使いこなせそうな幾つかに絞って、ストーリー仕立てで解説されているので、フレームワークを学びたいと思った場合、現場レベルだったらこの1冊だけで十分なんじゃなかろうかと思われる非常にシンプルな内容。
薄い(厚さ1センチほど)、軽い(235g)、高くはない(¥1,200+税)ので常に持ち歩いてもいいと思うしデスクに1冊自宅に1冊とか置いておいて焦った時に読んでもいいのではなかろうか。
こんなシーンに使えそう
・お子さんに一冊
・シビックテックのイベントで課題解決に取り組む際の基本姿勢を思い出すために
・役所や企業での「業務効率化検討会」みたいなガス抜き企画をガス抜きで終わらせないために
・人生の悩み打破に向けて
2020読書メーター
1/2 読了 2冊目
「世界一優しい 問題解決の授業」
渡辺健介 ダイヤモンド社
初版 第1刷 2007/6/28
読んだもの:初版 第35刷 2019/7/31
ISBN978-4-478-00049-6