AWS公式サイトでも紹介されていた、EC2インスタンスとS3とStrageGatewayで構築するファイルサーバを試しに自分でも作成してみました。
手順
- Storage Gateway用EC2インスタンスを構築する
- 1で作ったインスタンスをもとにStorage Gatewayを立ち上げる
- 2で作ったStorage Gatewayにキャッシュ用(100GB)とアップロード用(100GB)のEBSをアタッチする
- Samba用EC2インスタンスを構築する
- 4で作ったインスタンスにiSCSI経由でディスクをマウントする
- Sambaを構築する
参考URL
memorycraft: Storage Gatewayってなんじゃ?
Stray Penguin - iSCSI
Windowsファイルサーバー構築(Samba)
使ってみての感想と注意点
- 構築自体は非常に手軽にできる
- S3領域を使っているけど、コンソール等には現れないので一見するとわからない。
- キャッシュ及びアップロードEBSの中身やS3のインタフェース内部はブラックボックス化されていてわからない。
- Storage Gateway用インスタンスはxlarge、Samba用インスタンスはc1.mediumを使用してみたけど、思ったよりはサクサク動く。
- 購入・設定できるStorage Gateway用インスタンスのサイズが東京地域ではxlarge以上なのはなぜだろう・・・オネェちゃんのいる飲み屋レベルのボッタクリだわ。
- Windows7及びMacOSからの接続をしてみたところ、問題なく読み書き可能。
- S3領域を使っているのでディスク容量は青天井になるのでは?と震えながらdfコマンドを叩いたら、容量は500GBとなっていた。500GBという数字はどこにも出した記憶がないので、おそらくブラックボックス化されたStorage Gateway周りでよろしくやってくれた結果の数値なのかもしれない。この上限を超えたらどうなるのかは別途検証予定。
最後に
面白そうなので今後もいろいろ試してみたいのですが、コストおもいっきりかかるのでおさいふと相談です(´・ω・`)