tensorflowをGeForceを搭載したノートPCにインストールしてみます。
バージョンの依存関係がシビアでした。
PC
- VAIO
- Windows10 Pro 64bit
- NVIDIA GeForce GT 735M
Software
- CUDA Toolkit 8.0
- cnDNN v6.0
- python 3.5
- tensorflow-gpu(1.3.0-cp35m-win_amd64)
nvidia-dockerはまだ使えない
2.0で使えるようになるようです。
https://github.com/NVIDIA/nvidia-docker/issues/429
NVIDIAソフトウェアをインストール
すでにインストールされていれば不要です。
CUDA 9.0では動かないので、CUDA 8.0が必要です。
以下のディレクトリにcudnn64_6.dllがすでにあれば、cnDNNも入っています。
- C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v8.0
入っていなければ、以下を見てがんばります。
https://www.tensorflow.org/install/install_windows
pythonとtensorflowをインストール
古いpythonがあれば、アプリと機能で全部アンインストールしておきます。
anacondaを入れます。pythonは3.x系にします。
https://www.anaconda.com/download/
※ anacondaの簡単な使い方 - https://qiita.com/t2y/items/2a3eb58103e85d8064b6#conda-%E3%81%AE%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%AA%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9
tensorflowは3.5で動きますので、仮想環境をつくります。
conda create --name=tensorflow python=3.5
仮想環境に入ります。
activate tensorflow
tensorflowをインストールします。
pip install --ignore-installed --upgrade tensorflow-gpu
テストする
pythonを実行し、Hello Worldで確認します。
importで失敗する場合は、バージョンが合っていない可能性があります。
$ python
以下を入力します。
>>> import tensorflow as tf
>>> hello = tf.constant('Hello, TensorFlow!')
>>> sess = tf.Session()
>>> print(sess.run(hello))
以下が表示されます。
Hello, TensorFlow!
おしまい。