はじめに
当初はG検定を書こうと思ったのですが、
他にも書く方がいそうなので、
VR技術者検定に合格した話を書きます!
私、普段は全然VRと関係ない仕事をしていて、
SIerで社内SEとして、インフラエンジニアをしています。
(Linuxサーバやネットワーク設計、プロビジョニング等)
VR技術者検定って?
日本バーチャルリアリティ学会の主催する、VR技術に関する試験です。
セオリーコースでは、VR機器がVRを実現するために必要な体の認知に関する内容が中心で、
アプリケーションコースでは、VRコンテンツに関する内容になっています。
私は今回「セオリーコース」を受けましたので、セオリーコースの話です。
まずは忘れずに申し込む(枠が埋まる前に)
とりあえず人気ということで、まず申し込んでしまいました。
2021/4/22に、申し込み開始の案内が来たので即申し込み!
「日本バーチャルリアリティ学会」からのメール案内を受けるように設定しておくと、
忘れずに申し込めるので良いと思います。
講義受講推奨
実は6/19にセオリーコースに関係する講義があったので講義受講が推奨だそうです。
でも私は(諸事情により)受けられなかったので、講義は受けないで試験に臨みました。
どうやって勉強するか?
まず教科書を買ってください。
これです。
さて、試験は7/17。
実は6/19の講習が開催されるというお知らせを見て
「勉強しないとまずい…!」と
背中を押されてやっと勉強を始めましたw
だから勉強期間は1か月です。
仕事しながらなのでなかなか大変。
学生を終えて10年以上経つのでこの手の学術的な試験は久々でした。
まず一通りザーッと教科書は読む
まず教科書を読みました。
試験範囲は教科書の全部ではなくて、半分くらいです。
試験範囲は、今年(2021/7/17)実施分については、1~4章が対象でした。
※アプリケーションコースは5~8章。
実は、まさに12月に講習・試験が実施されるそうです。すっかり忘れていました…。
頭に定着させるには過去問
同時並行して過去問も解きました。
平日は教科書を読み、土日に過去問を解く形にしました。
わりと過去問から出題されます。
定着させるためにも、過去問を何度も解きなおしましょう。
私は3周くらいやりました。
過去問は公式サイトに公開されています。
https://vrsj.org/events/seminar/
コースは注意してくださいね。
私、最初アプリケーションコースの問題を解いてしまっていて途中で気付きました。。。
なお、第8回以前は若干今と雰囲気が違うように見えたので、
私は第10~17回のセオリーコースを3周解くことにしました。
ただただ解くのではなくて分からない問題の周辺知識を吸収する
過去問を暗記するように解くだけだと、新しい問題には対応できません。
過去問だけの暗記ではさすがに合格は難しいと思うので、
過去問にない問題も解けるように、
不明箇所は教科書に戻って理解して、理解を深めると良いと思います。
そして当日試験に臨んだのだが…
実は初のリモート開催らしく、トラブルが発生しました。
試験開始が10:30なので11:00までにログインして試験を初めてくださいと通知が来ていたのに、
通信エラーで試験が開始できない…!
さすがにめちゃめちゃ焦りました。
どうしてーーー
これまでの1か月の勉強の苦労返してーーーー
と思いながら11:00を過ぎて沈没…。
と思ったのですが、どうやら、システムトラブルらしく、後日再試験となり、
無事合格できました。
合格した人の点数を見ていると、普通に100点の人もいて、
すごいなーと思います。
私は8割ちょっとだったと思います。
そこまで簡単じゃないと思うんですけどね。
バーチャルリアリティ検討の認定証が来た
というわけで晴れて認証を頂けました。
次はアプリケーションコースを(来年かな)受けてみようと思いました。
何か効果あるの?
とりあえず履歴書には書けます。
VR業界外の人がVRで仕事をするには、少しでもVRに興味があることを示すために
この資格は有益かなと思ってます。
口頭で「私はVRに興味があります。毎日ニュースも見ています。」よりは、
「私はVRが好きです。VR機器を持っていてVRワールドを開発、モデリングもしていて、
VRでイベント開催をして、しかも技術者認定資格も持ってます」
の方がインパクトありますよね(笑)
まとめ
もしVRやメタバースに興味がある方はぜひ受けてみて下さい!
それではまたーひら吉でした。