はじめに
- ゴール:ふりかえりって、こんなに色んな方法があって、気軽に始めていいのかと思ってほしい
- 対象:ふりかえりに慣れていない人
「ふりかえり」とは
スクラムのRetrospectiveという活動をベースに考えているため、
何か失敗をした時の反省をする意味合いは薄く
定期的に顧みて、改善するための手段という位置づけで説明します。
なんのための「ふりかえり」?
何かアクションするなら目的は持っておいたほうがいいです。
特に、自身以外の人を巻き込んで実施するような場合は、ゴールや目的といったことも大事です。
「ふりかえり」の心構え
「ふりかえり」を行うためには、心構えや慣れが必要です。
どうしても反省会のような印象を持たれがちで、
「しっかりしたこと、ロジカルなことを述べなければいけない」
という印象が強くなります。
一方で、スクラムにおける「ふりかえり」は、事実や考え、思ったことを吐き出し、チームの取り組みを阻害しているものを見つける活動です。
そのため、日本人的な言葉に置き換えると、「腹の中」を見せ合う必要があります(透明性が大事)
心構えを持つためのテクニック
- 場を作る
誰でも重苦しい雰囲気の中で、「屈託のない意見を!」と言われても発言しにくいです。
前述のとおり、何を言ってもよいという雰囲気を作ることが大事です。 - 質より量
慣れていない人は、発言すること自体をためらうので、量を大切にしていることを強調しましょう
慣れている人は、発言の呼び水となるように突拍子もないふざけた意見を積極的に行うこともよいでしょう - 掘り下げる
これはどういう意味?なんでそうおもった?という掘り下げを行って、意見を広げる
ただし、詰問にならないように注意が必要です
ふりかえりのはじめ方
ひとりでやる
月報・週報・日報がイメージしやすいです
自身のやったことなどをベースに振り替えるとよいです
個人的には、Fun/Done/Leanが簡単でおすすめです。
ポイントは感情と事実の両方を表現できるところです。
通常の日報であれば、事実だけですが、感情や学びといった自身の内向きの事柄に触れることができます。
みんなでやる
慣れていないなら、感情ベースで
慣れてきたら、事実ベースで
国内ではKPTが良く使われる印象がありますが、
個人的にはこの手法を用いると、問題分析をする方向に流れやすいと思っています。
そのため、YWTや4Lsのような事実だけにフォーカスしつつ、良い部分にもしっかりと目を向けられる手法が望ましいと思います。
「ふりかえり」の手法
さまざまな手法を試したことがありますが、
何を引き出したいか?何を結論として導き出したいか?によって適する手法が違うと思います。
- YWT(やったこと・わかったこと・ためすこと)
- Fun・Done・Lean
- 学習マトリックス(よかったこと・変えたいこと・アイディア・感謝)
- KPT(Keep・Problem・Try)
- 4Ls(Liked・Leaned・Lacked・Longed for)
- StarFish
その他テクニック
- アイスブレイク
- タイムライン
- 6Hat
- ドット投票
そのほか、さまざまな手法
ふりかえりの手段に迷ったらこちら!
Have a good retrospective life!