黒歴史
PDFで配布する資料の作成のため、いろんなものを試してきた。
Word
デザインの指定がすごい面倒。
たまに崩れたり、項番のインデントがうまくいかなかったりでまず先に捨てた。
TeX
学生時代のノリで使っていたが、
「他のメンバーが誰もメンテできない」
と理由で(それはどうかと思いつつ)却下。
Markdown to PDF
VSCodeの拡張機能からインストール。
単ページの印刷はちょうどよかった。
ただし、章立ての文章などは作れないので、
併用し続けることにした。
Gitbook
長らくお世話になっていたツール。詳しくはこの記事を参照。
デザインのカスタマイズも可能で、Web/PDFの両出力が可能であった。
ただし、問題点が2点あり、
画像サイズをうまく変更できない
正確には変更できるが、WebとPDF両対応の方法がなかった
section/subsectionがうまく動かない
改ページを入れると項番がずれる。
PDF化する際に結局うまくいかなかった。
Pandoc
インストールが少し戸惑うが、PDF出力前提であればきちんとした物が作れる。
しばらくはこれを使用していた。
たどり着いた真理
PDFとWeb両対応はやめよう。
新しい選択肢を試す
Re:VIEW
実際に技術系同人誌を作成するにも使われているらしく、
結構高性能。
始め方
とてもいいDockerImageがあったので、
何も考えずにそちらを使用します。
Dockerのインストール
省略。
プロジェクトの作成
以下のコマンドでプロジェクトを作成します。
% docker run -it -v $(pwd):/work vvakame/review /bin/bash -c "cd work && review-init introduction-of-review"
ビルド
以下のファイルを作成します。
# !/bin/bash
docker run -it -v $(pwd):/work vvakame/review /bin/bash -c "cd /work && rake pdf"
作成後、実行権限を与えましょう。
% chmod +x pdf.sh
あとは、以下のコマンドを打ち込むだけでPDFが生成されます。
% ./pdf.sh
簡単にそれっぽい文章が出てくるので、
書き始めるには良さそう。
ただ、Pandocの方が生Markdownをそのまま変換できるので楽っちゃー楽。
比較はまた今度。