Centos7 + h2oで構築するPHP7.3 環境 -Wordpressインストール編

前回でWebサーバのインストールが完了したので、DBとワードプレスをインストールする。

MariaDBをインストール

yum install mariadb mariadb-server

自動起動設定。

systemctl start mariadb
systemctl enable mariadb

以下のコマンドを実行して初期設定を行う。

$ /usr/bin/mysql_secure_installation

デフォルトではrootパスワードは空文字のため、Enterで次に進めます。

あとは、説明に応じた設定を実施するだけ。
基本的には"Y"でセキュリティを強化する方針でOK。

Wordpressで使用するデータベースとユーザを作成

$ mysql -u root -p

先ほど設定したパスワードで入る

データベースを作成する

MariaDB [(none)]> create database wordpress;
MariaDB [(none)]> show databases;

ユーザを作成して紐付ける

MariaDB [(none)]> grant all privileges on wordpress.* to 'wordpress'@'localhost' identified by '<<任意のパスワード>>'

データベース操作を終了する

MariaDB [(none)]> quit;

作成したユーザでログインをしてみる

$ mysql -u wordpress -p wordpress
Enter password: <<先ほど設定した任意のパスワード>>

これでログインに成功すればユーザの作成は完了。

Wordpressのインストール

公式サイトから最新を取得して展開。
以下の例では5.0.2をインストールしています。

$ wget https://ja.wordpress.org/wordpress-5.0.2-ja.tar.gz
$ tar zxvf wordpress-5.0.2-ja.tar.gz
$ mv wordpress /var/www/html

これでインストール自体は完了。

Webブラウザからの操作

http://<<サイトアドレス>>/wordpress

にアクセスし、初期設定を実施。

以下の情報を設定する

設定項目名	設定内容
データベース名	wordpress
ユーザー名	wordpress
パスワード	設定したパスワード
データベースのホスト名	localhost
テーブル接頭辞	初期設定のまま(wp_)

これでインストールは完了。

それでは、良いWordpressライフを！