Dynamics 365/Power Apps の "ビューの視覚化" 機能とは
"ビューの視覚化" 機能を使うと、BIを使ったことがない現場担当者が気軽に自分のデータを視覚化することができます。
これまでもPower Appsに標準搭載されたダッシュボードで視覚化することができましたが、この機能を使うことでダッシュボードをより多彩かつ手軽に作成することが可能になりました。
現場担当者が普段表示しているビューをそのままBIとして出力し、すぐに分析を始めることができます。下記画像の"ビューの視覚化" ボタンをワンクリックするだけでビジュアルが自動作成されるので、データの取り込みやモデル化の経験が無くてもBIでの分析を始めることができます。
出力されたダッシュボードは後からビジュアル・軸・凡例・集計方法を変更できます。全てクリック操作で進められるので、現場担当者でも直観的に想定通りのダッシュボードを実現することができます。
このように現場担当者が見たいダッシュボードを自分で作れるようになることで、これまでデータアナリストに依頼して入手していた分析結果をすぐに得られるようになります。例えば、営業担当者が日常的に行う顧客ターゲティングのための分析や上司へのレポーティング資料作成において活用できるのではないでしょうか。
機能を有効化するには
オプションは、アプリケーション編集画面(新UI)の[設定] ダイアログ ボックスの [機能] の下にあります。
必要なライセンス
"ビューの視覚化" 機能を利用するのに必要なのはDynamics 365/Power Appsのライセンスのみで、有償のPower BIライセンスは必要ありません。ただし本機能はプレビュー段階のため、最新の必要ライセンスについてはマイクロソフト公式Docsをご確認ください。