目的
格安androidであるzenfone2 laserと格安simの組み合わせは結構鉄板だと思うんですが、
そのままだとLineの年齢認証が通りません。このままだと出会いが減ってしまう。
2015頃からLine認証の保存方法がtext→dbに変わったので手順を整理しました。(ただの備忘録..)
全体手順
- 前準備
- Root化
- DB書き換え
- 動作確認
前準備
Line,Android等のバージョンを確認し、バージョンが古ければアップデートしてください。
- Version確認
- Line 6.9.1
- Android 6.0.1(Mashmallow)
- Model:Zenfone2 Laser(ZE500KL)※この手順書はZenfone2 Laserにしか対応してないですが基本的な流れは全部一緒です。
- OS:Windows7
Root化
Refs: Zenfone2 Laser(ZE500KL) MashmallowをROOT化してみた
- ファイルの準備
- adb&driver install
- androidのバックアップ
- androidの設定変更(デベロッパーモード)
- androidへファイルの配置
- Bootloaderのアンロック
- SuperSUのインストール
ファイルの準備
- 準備するファイル 4つ
- ADB Installer v1.4.3
- File: twrp-3.0.2.0-Z00E-MM.img
- ZE500KL_BootloaderUnlock.zip
- UPDATE-SuperSU-v2.65-20151226141550.zip
各ファイルの説明
File Name | DL Link | Desc | Refs |
---|---|---|---|
ADB Installer v1.4.3 | DL | adb(package installer),fastboot(boot manager),usb driverをWindowsにインストールする。 | adb installer |
twrp-3.0.2.0-Z00E-MM | DL | Custom recovery image(android system領域の変更を容易に行うもの?) | TWRP |
ZE500KL_BootloaderUnlock | DL | Custom Romをインストールするのに必須。 | bootloaderunlock |
UPDATE-SuperSU-v2.65 | DL | Custom Rom: root権限が行使できるようになります。 | SuperSU |
用語解説
- adb:アンドロイドデバッグ用のツール。イメージのインストールとかできます。
- fastboot: android起動時(OS起動前)にいろいろできるようになります。BIOS的な立ち位置?
- usb driver: これがないとadbもfastbootもandroid端末をPC側で認識できないです。
- custom Rom: カスタマイズされたOS Custom Romとは
adb&driver install
管理者権限でadb-setup-1.4.3.exeを実行する。
adb,fastboot,usb driverをインストールしてくれるので、y,Enterとインストールを進める。
androidのバックアップ
PCとUSBでつないで電話帳とか各種必要なデータをPCに退避しよう
※android上のデータはすべて消えると思ったほうが安全。
androidの設定変更(デベロッパーモード)
- 設定→端末→ソフトウェア情報 ビルド番号を7回連続でタップする。
- 設定に戻り、開発者向けオプション→USBデバッグをONにする。
Refs: http://androidlover.net/smartphone/galaxynexus/android-4-2-developer-options.html
androidへファイルの配置
- 端末とパソコンを接続し、USBをファイル転送に利用しますかで「はい」を選択する。
- マイコンピュータから、端末を開き、内部ストレージを選択する。
- TWRPフォルダ配下にZE500KL_BootloaderUnlock.zip、UPDATE-SuperSU-v2.65-20151226141550.zip を配置する。
- 転送が完了したら、いったんUSB接続を解除する。
Bootloaderのアンロック
- 端末をPCに接続し、ファイル転送に利用しますかで「いいえ」を選択する。
- twrpをダウンロードしたフォルダに移動し、Shiftを押しながら右クリック、ここでターミナルを開く
- 次のコマンドを実行する。 fastboot boot twrp-3.0.2.0-Z00E-MM.img
- 端末がリブートし、recovery modeで起動するので、インストールを選択し、ZE500KL_BootloaderUnlock.zip、UPDATE-SuperSU-v2.65-20151226141550.zipの順番でインストールを行う。TWRPフォルダ配下に格納したはずです。
- SuperSUのインストール後、左下のキャッシュクリアをクリックする。
- rebbot systemで端末を再起動する。このときOSが立ち上がる前に必ずUSB接続を解除する。
DB書き換え
- Lineの停止
- asqlmanagerのインストール
- キーの書き換え
Refs: https://scratchpad.jp/line-age-restriction-with-mvno/
Lineを停止
Window一覧ボタンから、Lineを閉じる
aSQLiteManagerのインストール
google playからインストールする(無料)
キーの書き換え
- aSQLiteManagerを開き、以下のパスに移動する。
/data/data/jp.naver.line.android/databases/naver_line/setting - AU_USER_AGE_TYPEの左側のEditから値を3→2に変更する。
- backボタンを連打するとcommitしますか?と表示されるのでcommitする。
動作確認
Lineを開き、設定、プライバシー設定、IDによる友達の追加を許可にチェックをいれる
右上の歯車から、年齢確認を選択すると」、ID検索可となっていることを確認する