「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」は、Railsでテストを書く実践的な技術書です。
参照:https://leanpub.com/everydayrailsrspec-jp
著者の経験と学習に基づいたストーリー形式で導入が描かれています。
著者自身の経験を通じてテストの重要性を理解し、RailsとRSpecを採用した経緯を詳しく説明することで、読者はテストの価値をより具体的に理解することができます。
以降に私の感想を記述するので、興味があれば本書を一読して見てください。
良かったところ
まず、システムテストの必要性・重要性を教えてくれます。
要件を満たしていることをチェックやバグ検出するためだと思っていませんか?
それは一部です。
テストを記述することで、コードに変更を加えても、アプリに異変があるとすぐに知らせてくれるようになります。リファクタリングを恐れず実施できるようになります。
また、テスト駆動開発(TDD)を採用することで、計画的にもれなく実装を実施することができるようになります。
のような感じで、テストの意義を丁寧に説明されており、
明日からテストを書こう!と思えるような、そんな本でした。
以下、箇条書きで良いところをピックアップしておきます。
- 単体テストや結合テストなど、さまざまなテスト手法が学べます。
- Railsのテスト用の便利なgemも多く紹介されており、実践的な内容になっています。
- サンプルコードがgithubに公開されています。ローカル環境でコードを参照・実行しながら学習できます。
- 重要な要点は、箇条書きでシンプルに記述してくれています。
- テストの導入の敷居を下げてくれます。経験を積みながら良いテストを書けるように助言してくれます。
- Railsアップデートに追随して内容が更新されている。
200ページ以上のボリュームがありますが、
内容が網羅されているので、RSpec初学者には、特にお薦めです!
悪かったところ
200以上のページがあり、結構ボリューミーです。
テストを甘く見ている人には、重いかもしれません。。
学んだこと
テスト技法はもちろんですが、それ以外にもいろいろ学べました。
- Railsと自動テストの相性の良さ
- テストの重要性
- 開発者がテストを書かない理由や、そこから抜け出すための戦略
- テストによって開発プロセス全体がスムーズになり、問題が早期に発見できるということ
難しかったこと
記述方法がRails開発時とは、結構違うため、新しいことを学ぶような気持ちで挑む必要がありました! また、ライブラリが多数出てくるので、そこも初めは大変かなと思います🍞
まとめ
RSpecを使用したテストについて深く理解するための優れた入門書でした。
特に、開発の初心者やテストの初心者にとっては、その重要性と効用を理解するための有益となると思います!。 ぜひ!