初めに
業務中にDBのデータをパージするという言葉が出てきたのですが、それと削除(デリート)
との違いが分からなかったため、記事を作成します。
結論
データを削除する
これは、データベース内の特定のデータを完全に削除する操作のことです。
通常、データを削除すると、そのデータは物理的にデータベースから削除されます。ただし、トランザクションログやバックアップなどの他の場所にデータが残っている場合があります。
データをパージする
データをパージするとは、データベースからデータを削除するだけでなく、そのデータに関連するすべてのリソースや履歴も削除されます。
つまりトランザクションログやバックアップ、インデックス、キャッシュなども含まれます。
データのパージは、特にセキュリティやコンプライアンスの要件に適合する必要がある場合に重要です。
またテストデータを削除する際などは完全に不要なデータのためパージすべきです。
ここまで違いを書きましたが、普通にDELETE文を実行すれば自動的にパージされるようなので特に意識する必要はないかもしれません。
まとめ
DBにおいてデータを削除するとは、そのデータ自体は削除されますが、関連する情報は残っている場合があります。
対して、データをパージするとは、そのデータに加え、関連するすべての情報やリソースが削除されます。