目次
はじめに
Zabbixでサーバを管理していると、リソースの管理だけでなく、簡単なShellの実行をさせたいときがある。
リソースの管理はそれはそれで便利だが、サーバの起動制御まではデフォルト設定ではさせてはもらえない。
なのでそれを行えるように機能を追加してみた。
環境構成
key | value |
---|---|
OS | CentOS 6.2 |
Zabbix Version | zabbix 2.2.2 |
実現したいこと
実現したいことはZabbix画面から、各マシンのリブートやシャットダウンができるようにすること。
まあ、Jenkins等でShell起動のJOBを作ってみても便利なのだが、今回はZabbixで実現させてみる。
前提条件
- 操作したいマシンに Zabbixエージェントが仕込まれていること。
- Zabbixエージェントが「root」として動作するのを許可していること。
- Zabbix サーバからのリモートコマンドを許可していること。
Zabbixエージェント側の設定
# vi /usr/local/etc/zabbix_agentd.conf
EnableRemoteCommands=1
AllowRoot=1
Zabbix WEB UI側の設定
[管理]→[スクリプト]→「スクリプトの作成」ボタン押下
Zabbixエージェント を選択し、コマンドを設定し、保存するだけ。
Zabbix WEB UI側操作
先ほど作成したスクリプトが
マップの対象マシンのアイコンの右クリックで出てくるので、そこで操作できる。