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Stripe Checkout / Payment Linksで定期課金プランの上位プラン提案(アップセル)をノーコードで実装する

Last updated at Posted at 2021-12-12

定期課金では、月額から四半期や年額など、より長期のサブスクリプションへのアップセルを行うことがよくあります。

Stripe Checkoutを利用している場合、下の画像のように、より長期間のプランへの提案(アップセル)を、ノーコードで実装することができます。

スクリーンショット 0003-12-10 21.58.54.png

Stripe Checkoutでサブスクリプションのアップセルができる条件

アップセルの設定ができる料金プランには以下の条件を満たす必要があります。

  • 同じ商品に関連づけられている料金プランであること
  • 通貨が同一であること
  • 定期(継続)課金の料金であること
  • 年換算での合計金額が、元の料金プランより安くなること

料金体系モデルが[標準の料金体系]以外の場合は、追加の条件が発生することがあります。
詳細は、Stripe Docsをご確認ください。

アップセル可能な料金プランを作成する

Step1: 複数の料金プランを持つ商品を作成する

アップセルを提案できるように、1つの商品に複数の料金を登録しましょう。

今回は、以下のように3つの料金を登録しました。

スクリーンショット 0003-12-10 20.38.40.png

Step2: アップセルを提案したい料金を編集する

アップセルは、料金の詳細ページで設定できます。
期間の短い料金を選択し、詳細画面に移動しましょう。
スクリーンショット 0003-12-10 20.40.31.png

[アップセル]でプランを設定すると、CheckoutやPayment Linksの支払い画面でアップセル提案が可能になります。

入力欄をクリックすると、編集中の料金で選択可能な料金プランの候補が表示されます。

スクリーンショット 0003-12-10 20.41.37.png

表示された候補から、提案したい料金プランを選択すると、設定完了です。

スクリーンショット 0003-12-10 20.42.41.png

アップセルの表示を確認する

設定したアップセルは、Payment Linksを使った支払いリンクやCheckoutなどで確認できます。

スクリーンショット 0003-12-10 21.58.54.png

トグルをオンにすると、料金プランが切り替わります。

スクリーンショット 0003-12-10 21.59.08.png

おわりに

定期課金のアップセル機能を利用すると、「同じ契約期間に換算すると、いくら割引になるか」の計算も自動で表示されます。

決済ページでも提案を行うことで、より長期のサブスクリプションの獲得を目指しましょう。

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