普段、アジャイル開発の勉強会に出ているのですが、そこでは「Claudeで生産性が爆上がりです」とか「Cursor使ってます」とか、「GitHub Copilotはいいですよ」という会話をすることが多かったこともあり、今年はお盆休みが長いので、普段できないことをしようと生成AIのYouTubeを漁っていたんですが、そしたら「Claude Codeで爆速コーディング」みたいな動画が目に入りました。
趣味で開発もしているので、早速、開発効率を爆上げすると噂のClaude Codeなるものに手を出してみることにしました。
私の相棒 MacBook Air
ちなみに、この素晴らしいAIとの開発体験を共にする私の相棒は、以下のスペックです。
• 機種: MacBook Air
• CPU: Apple M4 10コアCPU 10コアGPU
• メモリ: 16 GB
• OS: macOS 15.6 (Sequoia)
Claude Codeとは?
まずはClaudeって何かは、ここ見てください。
そして、Claude Codeは、ざっくりいうと、Anthropic社が開発した、大規模言語モデル(LLM)Claudeをベースにした、プログラミング特化型AIモデルですね。ターミナル上でAIがコードベースを理解し、編集やコミット、テストまで自動化してくれるという、夢のようなツールです。
普段の生成AIとの関わり
普段、会社では、m365 Copilotを使っていますが、自宅では、GoogleのGeminiや、OpenAIのChatGPTなどのWebサービスに課金し、便利に利用していますが、「ターミナルで完結」という魅力に惹かれて、Claude Codeを試すことにしました。
まさかの「無料」の罠?恐怖の従量課金との戦い
まずは、Claudeのアカウントを作成してFreeプランで試してみようとしました。
Claude Desktopをインストールして、ログインして、使えること確認しました。(ここは省略)
さて、いろいろ調べてみると、Claude Codeの利用には、Freeでも良いが、Claude APIキーを課金する必要があるようでした。ただ通常は$20/月〜 のProプラン(年払いなら $200/年)に加入するようで、悩んでしまいました。
「とりあえず試すだけなら、APIキー課金でいいか!無料アカウントで作ったし!」と軽い気持ちでAPIキーを発行し、いざ使ってみようとしたところ…。
「従量課金でついうっかり制限忘れて破産するんじゃないかという漠然とした不安感みたいなものがあります」
まさにこれ!私の心の声が記事になっていました(笑)。無料アカウントでもAPI利用は従量課金なんですよね。ちょっと試すつもりが、もし暴走してとんでもない額を請求されたらどうしよう…という、小心者のエンジニアあるあるの恐怖が脳裏をよぎりました。
「いかん、これは定額の方が精神的に良い!」
ということで、迷わず秒速でProプランに加入しました。ええ、安心を買いました。月々定額なら、どれだけ使っても(利用制限内であれば)安心!破産の心配もありません!
Apple SiliconとClaude Codeの組み合わせで、快適なコーディング環境を構築できるか、非常に楽しみでした。
Claude Codeの導入と「安心」への決断
Proプランに加入して安心感を手に入れたところで、早速Claude Codeの導入を進めます。
始める前に:準備するもの
Claude Codeを利用するには、いくつかのシステム要件を満たす必要があります。
• オペレーティングシステム: macOS 10.15以降、またはUbuntu 20.04+/Debian 10+。WindowsはWSL経由で利用可能です。
※今回の私のMacBook AirはmacOS 15.6なので問題なし!(ボーナスで買っておいてよかった)
• Node.js 18+: Claude CodeはNode.jsで動作するため、バージョン18以上が必要です。事前にインストールしておきましょう。
Claude Codeのインストール
Node.jsが準備できたら、以下のコマンドでグローバルインストールを行います。(これも省略)
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
注意点として、sudo npm install -g は推奨されていません。もし権限エラーが発生する場合は、npmのprefixをユーザーが書き込み可能な場所に変更するのがベストプラクティスとのことです。
認証と初回起動
インストールが完了したら、作業したいプロジェクトフォルダに移動し、claudeコマンドを実行します。
cd your-project-directory # 任意のプロジェクトディレクトリへ移動
claude
初回起動時には認証用のOAuthフローが走ります。表示される案内に従ってブラウザでログインすればOKです。もちろん、Anthropicのコンソールアカウントで有効な請求設定(つまり私の場合はProプラン!)がされていることが前提です。これで、従量課金の恐怖から解放された私は、晴れやかな気持ちでClaude Codeと対話できるようになりました!
実際に使ってみて、こんなに便利!
さて、従量課金の恐怖から解放された私は、晴れやかな気持ちでClaude Codeを使ってみました。
コードベースの深い理解
プロジェクト内のファイルを横断的に解析し、コードのアーキテクチャやロジックに関する質問に的確に答えてくれます。複雑な認証システムの仕組みを尋ねたら、関連ファイルを読み取って概要を説明してくれたのは感動モノでした。
バグ修正もサクッと
「こんなエラーが出ました。修正してください。xxxxxxxx」と指示するだけで、エラー箇所を特定し、修正案を提示。承認すればファイルが編集されます。これは本当に便利!
メモリ機能(CLAUDE.md)
プロジェクトルートに生成されるCLAUDE.mdファイルに、プロジェクト全体の構成や方針を記載しておくと、Claudeが継続的に参照し、プロジェクト固有の知識として学習してくれます。これはチームでの利用時にも強力な機能ですね。
/initコマンドで既存のプログラムの内容を見ながら、勝手に作ってくれるのも便利。
まとめ:従量課金の恐怖を乗り越え、快適なAI駆動開発へ
Claude Codeは、ターミナルで完結するエージェント型AIツールとして、開発者の生産性を劇的に向上させる可能性を秘めています。コードの品質向上、深い文脈理解、多言語対応といった利点も強く感じました。
私の場合は、従量課金への漠然とした不安からProプランへの秒速加入となりましたが、結果的に安心してClaude Codeの強力な機能をフル活用できるようになったので、大満足です。コスト管理のポイントとしては、不要な会話履歴の消去(/clearコマンド)、会話のコンパクト化(/compactコマンド)、無駄なファイルスキャンを避けること、大きなタスクを分割することなどが挙げられます。
もし「AIアシスタントを導入したいけど、従量課金はちょっと…」と躊躇している方がいれば、私のように定額プランで「安心」を買うのも一つの手ですよ!
バグ修正やドキュメント生成など、小さなタスクから始めてみるのがおすすめです。
ぜひ皆さんも快適なコーディングライフをお楽しみください!
その後、Max5に乗り換え
調子に乗って、いろいろデバッグしていたら、3時間くらいで、「usage limit reached – reset at 5 pm」と出ました。そうです。枠を使い切ってしまったのです。
月末に、生成AIハッカソンもあるので、調子に乗って、Max5($100/月)のプランに課金し直しました。
当日乗り換えでしたが、Proプランは日割り(1日分)が減額となりましたが、差額が課金($80/月)となりました。
Claude codeの利用は計画的に!