この記事を書いた経緯
競プロでcpython(デフォルトのコンパイラ)が遅いのでpypyを使うのですが、ローカルにはインストールしておらずローカルではcpythonを使っていました
ですがABC378-Dでローカルでのcpythonの遅さを痛感しました(結局ACして4完しましたけどね)
ローカルテストで提出していいのかだめなのかわからなくなりローカルでもpypyをインストールしたほうがいいという結論に至りました
そのためこの記事を書きました
前提条件
linuxを使用しているまたはwsl
使用するツール
- wget
- tar
tar.bz2ファイルをインストールする
pypyの公式サイトのdownloadsでそれぞれのアーキテクチャにあったtar.bz2ファイルのリンクをコピーしてください
それでターミナルで以下のコマンドを実行します(tar.bz2ファイルのインストール)
wget pypy.<バージョン>.<アーキテクチャ>.tar.bz2
tar.bz2ファイルの解凍
インストールしたディレクトリに移動して以下のコマンドを実行します
tar -jxvf pypy<バージョン>.<アーキテクチャ>.tar.bz2
これで解凍完了です
パスを通す
そのあとsudo権限が必要なディレクトリにpypyのディレクトリを移動してパスを通します
sudo権限が必要なディレクトリのおすすめはoptです
下のサンプルではoptに移動させます
sudo mv pypy<バージョン>.<アーキテクチャ> /opt
.bashrcまたは.zshrcにパスを通す設定を追加してください
export PATH="$PATH:/opt/pypy<バージョン>.<アーキテクチャ>/bin"
これで完了です
pypyのpipを使う場合はpypy -m pipでやると使いやすいはずです