概要

前回はRDB(Neon Postgres)をローカルで稼働させた。
今回はGraphDB(Neo4j)をローカルで動かして接続する。

ソースコード

GraphDBの準備

公式がDockerを公開している。 (docker hub)

infra/local/neo4j/docker-compose.yml

services:
  graphDB:
    image: neo4j
    user: root
    ports:
      - 7474:7474
      - 7687:7687

docker-compose upで起動。 http://localhost:7474/browser/ にアクセスして初期設定を行う。
ユーザ名と初期パスワードはDockerにデフォルトで設定されているものを使う。
任意のパスワードは8文字以上ならば何でもよい。

項目	値
ユーザ名	neo4j
初期パスワード	neo4j
任意のパスワード	neo4jpassword

パスワードを変更するとエディタが表示されるので、Cypherを入力できる。(Neo4j ブラウザの各部の基本説明)

試しにcreate (:Scenario {name: 'ゴブリンの洞窟'}) -[:HAVE_SCENE] ->(:Scene {name: 'プロローグ'})とmatch (s:Scenario) return (s)を実行してみた。下記のようにブラウザから確認できる。

バックエンドからの接続

接続用の環境変数を変更し、動作することを確認した。

apps/backend/.dev.vars

NEON_CONNECTION_STRING=postgres://postgres:postgres@db.localtest.me:5432/main
- NEO4J_URL=neo4j+s://<NEO4J_INSTANCE_DOMAIN>.databases.neo4j.io
- NEO4J_USER=neo4j
- NEO4J_PASSWORD=<NEO4J_PASSWORD>
+ NEO4J_URL=neo4j://127.0.0.1:7687
+ NEO4J_USER=neo4j
+ NEO4J_PASSWORD=neo4jpassword

参考

CloudflareWorkers+HonoでグラフDB ( Neo4jAura 無料版 ) にアクセスしてみたメモ
 （初めてNeo4jブラウザを使われる方向け）Neo4j ブラウザの各部の基本説明
 Neo4j Auraとは？AuraDB Freeで無料＆手軽にグラフデータベースを使ってみよう
 Neo4j Webインターフェースを使い倒す
 GraphDBを学ぶ（１）neo4jのコンテナ稼働