AWC とは?
AtCoderWeekdayContest の略です。
AtCoder で、毎平日(月~金)の 20:00~21:00 に開催されているコンテストです(2026/03 時点)。
A 問題から E 問題の 5 問からなります(2026/03 時点)。
カレンダーはココをチェック👇️(非公式です)
コンテストの特徴
AI 生成による作問を取り入れていること が最大の特徴です。要所要所で人のチェックは入っているようですが、工程の大部分が AI によって自動化されていることは間違いないです。これにより、毎平日に 5 問の新規問題を用意するという、従来のコンテストでは不可能だった供給量を実現しています。
また、解く側も AI が利用可能であること、リアルタイムの配信がOKであること も大きな特徴です(2026/03 時点)。当然ですが、レートはつきません。レートがつかないかわりになんでもありな感じです。
問題の傾向
問題の難易度については、純正の ABC よりは少し簡単めなイメージです。水コーダー(執筆時点レート $1400$ 程度)である自分だと、
- $A \sim D$ 問題:安定して完答
- $E$ 問題:たまに解けないこともある
という感じです。
乱雑にまとめると、
- 緑コーダー以下:3 完安定
- 水コーダー:4 完安定
- 青コーダー以上:全完安定
ぐらいのイメージでしょうか(当然、個人差も大きいと思います)。
当然、気になるのは問題のクオリティです。これは主観になりますが、「少しクセがあるものの、新規問題を解けるので楽しい。また、ときどき良い問題があって助かる」 という感じになります。
以下、AWC の問題の具体的なクセについて。
問題文が長くなりがち
すごく長い問題文で、for と if を組み合わせてなんらかの集計をしたりということをよくさせられます。好みによりますが、問題文を読むのが大変な割に作業感がつよいので、好まない人も多いようです。
データ構造やるだけがち
累積和やるだけとかセグ木やるだけみたいな問題もよくでます。素振り的な練習にはなりますが、昨今のABCの難易度を考えると、あまり練習にはならないだろうなという気はします。
カレンダーを作りました
いまいち過去のコンテストを参照しづらい感があったので、過去と未来(このままのペースで開催される前提)のコンテストのページにジャンプできるカレンダーを作成しました。リンクは冒頭にあります。
また、過去の提出から、ユニークAC数(コンテスト時間内に少なくともひとつACを取った問題の数)の合計を計算し、それをランキングしました。
他にも、以下のふたつの尺度で「難問」の度合いを計測し、それをランキングにしました。
- Unsolved Problem Ranking
ユニークACが少ない、つまり解かれていない問題が多いほど上位としています。ただし、そもそもそこまで辿り着いていない、という場合も含まれるので、問題の配置にかなり左右されます。
- Fallible Problem Ranking
合計提出数における合計AC数(レアケースかもしれませんが、コンテスト期間中に再びACを取った場合それも計上されます)が少ない問題ほど上位としています。10 ペナしたあとやっとAC、みたいな問題ほど難しくなります。難問というよりも、ミスしやすい問題といった方がよいかもしれません。
忙しくて手を出してられないよ! という上位ユーザーも、この上位問題だけは解いてみる、みたいな活用方法も考えられます。
