TeX の minipage を使ったりして図を並べると、図のサイズが違う場合などに高さが揃わないことがあります。
そのような場合、図と図の間隔を調整したり(\hspace)、図のサイズを合わせたりすることで、位置のズレを修正することができますが、
論文を書いているときに、上の方法で修正できない事があったので、(\raisebox)を使った位置合わせの仕方を説明します。
#raiseboxによる位置合わせ
外枠が欲しい時は \fbox、要らない場合は \mbox として、{\includegraphics}の前に記述します。
\mbox{\raisebox{-30mm}{\includegraphics[width=35mm]{aaaa.jpg}}}
{-30mm}の値を変えることで、図の高さを調整できる。
*\fbox、\mbox は無くてもいいそうです。
具体的な使用例は以下のようになります。
\begin{figure}[htbp]
\begin{minipage}{0.45\hsize}
\begin{center}
\mbox{\raisebox{-30mm}{\includegraphics[width=35mm]{aaaa.eps}}}
\caption{aaaa}
\label{aaaa}
\end{center}
\end{minipage}
#おわりに
今回はTexで minipage を使用する際の位置ずれの対処方法について説明しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。