これは FOSS4G Advent Calendar 2020 の記事の一つです。
国連ベクトルタイルツールキットに随伴するプロジェクトとして、アダプト・ジオデータという独立プロジェクトを運用しています。
これは、世の中に既にオープンデータとして出ているベクトル形式の地理空間情報をベクトルタイルに変換して、世の中の人々によりわかりやすく見せていこうというプロジェクトです。
Adopt Geodata の中からアルファベットを抜き出して、プロジェクトのコードネームは optgeo としています。
アダプト・ジオデータという言葉は、アダプト・ア・パークに代表されるような協働活動を指す用語を参考にして作っています。いま調べてみると、アダプト・プログラムという用語があるようですね。この記事によれば、アダプトプログラムとは「一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(清掃美化を行い)、行政がこれを支援する制度」であるとのことです。
アダプトプログラムにおける行政の役割として例示されている「清掃に必要な用具の貸与」での「必要な用具」として、国連ベクトルタイルツールキットが存在しているともいえそうです。